名前 | アデム・ゾルガン(Adem Zorgane) |
---|---|
生年月日 | 2000年1月6日 |
国籍/出身 | アルジェリア(セティフ) |
身長 | 184cm |
ポジション | CMF/AMF |
所属 | パラドゥAC |
育成に定評のあるパラドゥACから輩出された新星
プレー動画
経歴
■ 2000-2019年(幼年期~パラドゥAC)
アルジェリア北東部の都市であるセティフに生まれた彼は、元アルジェリア代表のマリク・ゾルガンを父に持つサラブレッドだ。12歳から父と同様に地元の名門クラブであるESセティフのユースで育っており、2017年までの約4シーズンを過ごした後、現在のパラドゥACのユースへと移っている。移籍後はすぐに頭角を現し、Algeria Ligue Professionnelle 1 2018/2019(アルジェリア1部リーグ)の開幕戦となるMCアルジェ戦でトップデビューを飾り、パラドゥACにおける21世紀生まれの選手として初めての出場を果たした。
2018/2019年シーズンはデビューイヤーながら中盤のポジションを確立し、出場機会を多く与えられ、リーグ戦では8試合でのフル出場を含む26試合に出場。2得点1アシストを記録し、新興クラブながらリーグ戦における3位に貢献した。2019/2020年シーズンは第11節を終えた時点で全試合に出場を果たしているが、チームは最下位に位置づける厳しいシーズンとなっているため、彼の活躍が肝となってくるだろう。
代表歴
アルジェリアの各世代別代表を飛び級でプレーしてきたエリートであり、2018年10月にはアルジェリアU23として18歳ながら出場機会を重ねている。トップチームでの目覚ましい活躍を残していた彼は、2019年11月にアフリカ・ネーションズカップ予選に臨むアルジェリアA代表に招集を受けるなど、今後のアルジェリアを牽引する存在となるはずだ。
移籍の噂
近年ではユセフ・アタル、ヒシェム・ブダウィ(共にOGCニース)を輩出したことでパラドゥACの注目がヨーロッパで集められている中、彼もまたヨーロッパの関心を集める存在となっている。具体的には若手選手の獲得に積極的なRBライプツィヒやレッドブル・ザルツブルクが動いているとされているため、ヨーロッパへの進出も近いだろう。
プレースタイル
6、8、10番の異なる中盤の位置で存在感を放つことのできる選手。チャンスメイクを得意とし、優れたビジョンとパスセンス、知性の高さが魅力の高品質な存在だ。