名前 | セルゲイ・ピニャエフ(Sergey Pinyaev) |
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生年月日 | 2004年11月2日 |
国籍/出身 | ロシア(サラトフ) |
身長 | 166cm |
ポジション | CF |
所属 | チェルタノヴォ・モスクワ |
ユナイテッドが才能の確保を目指すロシアの神童
プレー動画
経歴
■ 2004-2019年(幼年期~チェルタノヴォ・モスクワ)
ロシア連邦の都市 サラトフ で生まれた彼は、モスクワを本拠地とする育成の名門チェルタノヴォで育てられた逸材であり、各世代におけるチームの得点源となるなど神童として広く知られている選手だ。チェルタノヴォでは2017年のマドリード・フットボール・カップでの優勝に加え、自身では大会MVPにも輝き、2018年5月には2018東京国際ユース(U14)で日本を訪れ、パルメイラスに次ぐ準優勝にチームを導いた。ロシア国内での報道によると、2019年の春にはロシア・ナショナル・フットボールリーグ(NFL=ロシア2部)でのトップデビューが噂されているなど14歳ながら飛び級での出場が望まれている状況だ。
代表歴
13歳でロシアU16に招集を受け、イスラエルU16との試合ではハットトリックを記録するなど才能の違いを証明した。現在は自身がキャプテンを務めるロシアU15とも並行しながら世代別代表のキャリアを歩んでいる。
移籍の噂
FIFAの規定では18歳未満の選手の移籍は基本的に認められていない。ただ、マンチェスター・ユナイテッドは彼をインターンシップ生として2018年から招いており、東京国際ユースの前にはユナイテッドの招待選手としてFC Barryとの親善試合に出場させると、彼はわずか45分の出場で5得点を記録し周囲を驚かせた。この出来事もあり、Sport-Expressには「過去15年間で招待された選手としては最も有望である」と称賛されると、2019年2月~3月には再び彼をインターンシップ生として招待するなど、ユナイテッドのアプローチは18歳になるまで続けられることは確実だ。一方で、ロシア国内のクラブは彼のように若くして期待されてきた選手が数多く埋もれてきた実例があることから、極めて慎重な姿勢を見せている。
プレースタイル
非常に技術的に優れた選手として、ボールを持った際の素早い動きなどから「ロシアのエムバペ」とも呼ばれている。極めつけはそのストライカーとしての決定力の高さであり、ヘディングでの得点数は少ないが、遜色ない両足の精度とゴールセンスは見事なものだろう。まだ彼を長い目で見守ることが大事だが、現時点でピックアップすることに値する神童だ。