名前 | ロベルト・アルバラード(Roberto Alvarado) |
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生年月日 | 1998年9月7日 |
国籍/出身 | メキシコ(サラマンカ) |
身長 | 176cm |
ポジション | AMF/WG |
所属 | CDクルス・アスル |
※クラウディオ・ロペスにあやかり、エル・ピオホとも呼ばれている
メキシコ国内最高峰の選手へと成長したかつての神童
プレー動画
経歴
■ 1998-2017年(幼年期~セラヤFC)
メキシコのグアナフアト州にあるサラマンカで生まれた彼だが、家庭は困窮を極めていたという。父が重度のアルコール依存症であり、家族が崩壊の危機に瀕することも珍しくなかった。そんな中、地元のクラブを経て、2013年より同じくグアナフアト州にあるセラヤFCに加入すると、2013年9月25日にはコパMXのテコスFC戦でわずか15歳でデビューを飾るなど早熟の天才として広く名前が知れ渡る。その後、彼の存在を聞きつけイングランドに呼び寄せられると、マンチェスター・シティなどのクラブでテストを受けた彼は、合格扱いであったがFIFAの規定上で移籍は実現しなかった。また、同時期に父のアルコール依存症の問題も起こっており、それが原因とも報じられている。メキシコに戻った彼は、セラヤFCが所属するリーガ・デ・アセンソ(メキシコ2部)で経験を積み、18歳の時点で2部リーグでは43試合に出場した。
■ 2017-2018年(パチューカ~クルブ・ネカクサ)
2017年1月、CFパチューカに移籍が決まった彼は、2017年1月15日のリーガMX・クラウスーラ(メキシコ1部後期)第2節のチアパスFC戦で念願のトップリーグデビュー。しかし、パチューカでは出場機会が限られていた事から、出場機会を求めるようにして半年後の2017年8月にはクラブ・ネカクサに完全移籍で加入することが発表された。ネカクサでのリーグデビュー戦となったリーガMX・アペルトゥーラ第7節のアトラス戦では移籍後初ゴールを記録して勝利に貢献するなど、17-18シーズンは37試合で2得点5アシストの成績を残している。
■ 2018-2019年(クルス・アスル)
2018年5月、新たな新天地として同じくメキシコのCDクルス・アスルに移籍。国内では高額となる300万ドルで取引された彼は、その期待に沿うようにして開幕からレギュラーに定着し、クルス・アスルの攻撃に欠かすことの出来ない存在として再評価を受けている。
代表歴
2018年5月にトゥーロン国際大会に臨むメキシコU21に招集を受けた彼は、勢いそのままに同年9月にはリカルド・フェレッティが率いるメキシコA代表に初招集。ウルグアイ代表との試合でフル代表デビューを飾るなど、2018年だけでもA代表では5試合に出場するなど充実したシーズンとなった。
移籍の噂
かつてイングランドへの移籍が近づいていた彼だが、現在は欧州進出の話も盛んに報じられていない。メキシコ国内では最高のタレントとしても評価される彼が、国外に挑戦することは時間の問題ではあるが、国内に留まる可能性も大きいだろう。
プレースタイル
圧倒的なサッカーセンスで、見るものを魅了する選手。トップ下が本職とされているが、攻撃的な位置であればサイドでもプレーすることが可能であり、多方面での才能を見せている。ラストパスで味方をアシストするだけでなく、自身でもゴールを奪えるなどメキシコが誇る最高水準の逸材だ。