名前 | ドラガン・ストイサヴリェヴィッチ(Dragan Stoisavljevic) |
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生年月日 | 2003年11月25日 |
国籍/出身 | セルビア(ベオグラード) |
身長 | 189cm |
ポジション | CF |
所属 | FKヴォジュドヴァツ |
リーグ最年少記録を持つセルビアの新たな大型FW
※ストイサブリェビッチとも表記されるだろう
プレー動画
経歴
■2003-2020年(幼年期~ヴォジュドヴァツ)
旧ユーゴスラビア連邦共和国からセルビア・モンテネグロに改称した2003年、彼は首都のベオグラードに生まれていた。同国は2006年6月を持って解体となったが、彼は引き続きセルビアの地に残り、地元を代表するFKヴォジュドヴァツの下部組織に加入している。
時は流れ2019年、15歳となった彼の姿はメインチームに存在していた。大人を相手にプレーすることは体格や強度の部分で大きな違いがあったと衝撃を受けていたが、持ち前のフィジカルを中心に適応しており、戦術面以外では手応えを感じていたという。そして2019年11月30日、16歳の誕生日から5日しか経過していないなか、彼はセルビア・スーペルリーガ(セルビア1部)第18節のレッドスター・ベオグラード戦にてトップデビューを飾っている。
このデビューによってセルビアリーグ史上最年少出場記録を更新すると、2019/2020シーズンは10試合(351分)の出場機会を得ており、2020年6月に行われたFKラド・ベオグラード戦では初得点を記録。このゴールによって、ドゥシャン・ヴラホヴィッチとルカ・ヨヴィッチに続く、セルビアリーグで3番目の若さでの得点記録としてを名を連ねた。
2020/21シーズンは開幕から継続的に起用されていたが、約2ヶ月半にわたって得点は生まれていなかった。しかし、2020年10月のセルビア・カップでのシーズン初得点を皮切りに、そこから公式戦では4試合連続を奪っているなど急激に勢いを増している。
シーズン | 所属 | 成績 |
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2019/2020 | FKヴォジュドヴァツ | 10試合/1得点 |
2020/2021 | FKヴォジュドヴァツ | 15試合/4得点 |
※2020年11月28日現在
代表歴
2019年8月のアラブ首長国連邦(UAE)戦にて15歳ながらセルビアU17でのデビューを飾っている。
移籍の噂
具体的な移籍は報じられていないが、そう遠くないうちに名前を聞く機会が増えるだろう。そんな引き抜きに備え、ヴォジュドヴァツは彼との契約を2022年12月末まで新たに更新した。
プレースタイル
189cmの恵まれたフィジカルを武器に得点を重ねるストライカー。ただ、フィジカルに頼り切るようなスタイルではなく、あくまでも武器の一つとして活用しており、ゴールパターンの多くはフリーになる動きからの冷静なフィニッシュだ。少ない時間帯でも結果を残せる集中力や、大人を相手にもエゴを貫けるメンタルなど、先日まで16歳だったとは思えない完成度を誇っている。