名前 | ジョルジュ・ミカウタゼ(Georges Mikautadze) |
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生年月日 | 2000年10月31日 |
国籍/出身 | ジョージア/フランス(リヨン) |
身長 | 176cm |
ポジション | CF/SS |
所属 | FCメス |
※ジョージズ・ミカウタゼとも表記される
ヨーロッパ屈指のハイペースで得点量産中のストライカー
プレー動画
経歴
■2000-2020年(幼年期~FCメス)
ジョージア系の彼はフランスのリヨンにて生まれており、フランス国民として5人兄弟の次男として過ごしていた。6歳から地元のFCジェルランでキャリアを始めると、8歳のときに1週間のトライアルによってオリンピック・リヨンの下部組織に加入しており、オリンピック・リヨンには15歳までの約8年間在籍していたという。その後、アマチュアクラブであるASサン=プリーストに移りながら、同クラブでは2年間の在籍を経て、再びプロクラブであるFCメスと契約を交わしている。
メスでは2018年3月にフランス全国選手権(フランス3部)においてリザーブデビューを飾っており、2019/20シーズンには3部リーグながら18試合で8得点の成績を収めながら、2019年12月に行われたリーグ・アン(フランス1部)第17節のOGCニース戦ではトップデビューを果たしている。同月にはFCメスとのプロ契約も締結している。
■2020年(RFCスラン)
2020/21シーズンはFCメスではなく、プロキシマス・リーグ(ベルギー2部)に所属するRFCスランに期限付き移籍で加入。ここで彼は開幕節となるロンメルSK戦にて衝撃の4得点を叩き出しており、さらには開幕から8試合で3回のハットトリックを含む14得点を記録しているなど、今季のヨーロッパではロベルト・レヴァンドフスキとアンドレイ・クラマリッチと同じようなハイペースにて得点を重ねているところだ。
代表歴
一度フランスの世代別代表に招集されたことがあるが、デビューには至っていない。ジョージア代表について聞かれた際も、まだプロキャリアが始まったばかりだとして明言は避けているが近い将来に選択する必要があるだろう。彼は自身をフランス人と位置づけているが、親戚が多いジョージアにも数回訪れたことがあるため一転してジョージアを選択する可能性もあるはずだ。
移籍の噂
FCメスからのレンタル期間は2021年6月末までとなっており、現時点ではシーズン終了までRFCスランに残留することが予定されている。しかし、FCメスで開幕から6試合6得点とトップスコアラーであったイブラヒマ・ニアヌが右膝の十字靭帯損傷にて長期離脱を強いられたことで、1月に戻る可能性も考えられるだろう。そんなFCメスとは2023年6月末までの契約を残している。
プレースタイル
多彩なバリエーションを武器に得点を量産するストライカー。どちらかといえば前線に張って得点機会を伺うタイプではなく、アタッキングサードを自由に動き回ることで自身の得意とするパターンに持ち込むようなスタイルだ。また、176cmとフィジカル面では絶対的な優位を取れないこと1.5列目での位置が彼にとって最もプレーしやすい位置なのだろう。