名前 | ブランドン・ソピー(Brandon Soppy) |
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生年月日 | 2002年2月21日 |
国籍/出身 | フランス(オーベルヴィリエ) |
身長 | 181cm |
ポジション | RSB |
所属 | スタッド・レンヌ |
エリート街道を進み続けるレンヌの新星サイドバック
プレー動画
経歴
■2002-2020年(幼年期~スタッド・レンヌ)
フランスのセーヌ=サン=ドニ県にあるオーベルヴィリエに生まれた彼は、同県のボビニーにあるクラブにてキャリアを始めていた。ボビニーでのプレーを経て、12歳~13歳をCFFP(パリにあるフットボールトレーニングセンター)にて過ごすと、次なる新天地として選ばれしものだけが在籍できるINFクレールフォンテーヌに加入し、エリート街道をひた走っていた。
INFクレールフォンテーヌを卒業後は育成の名門クラブであるスタッド・レンヌに加わり、同世代のエドゥアルド・カマヴィンガらと共にユース生活を過ごすと、2018年12月にはフランス全国選手権(フランス3部)に属するレンヌⅡ(リザーブチーム)でのデビューを飾り、迎えた2019/20シーズンはリザーブチームにて10試合に出場した。
2020/21シーズンを迎え、開幕節となるLOSCリール戦で初めてトップチームでのベンチ入りを果たしていた彼にチャンスが訪れる。前半35分にサシャ・ブーイが一発退場で退いた後、前半42分より途中出場にて予想外のトップデビューを飾っており、同試合では上々のパフォーマンスで勝ち点1を奪うと、続くモンペリエ戦では累積欠場の穴を埋めるようにフル出場を飾り勝利に貢献した。
代表歴
フランスの世代別代表を率いるJean-Claude Giuntiniは彼を重宝しており、フランスU16から右サイドバックのファーストチョイスとして起用し続けている。フランスU17代表ではU-17欧州選手権(2019)のベスト4に貢献し、迎えたU-17ワールドカップ(2019)でもグループラウンドのハイチ戦を除くすべての試合に出場し、3位入賞に貢献した。
移籍の噂
世代別代表の活躍によりRBライプツィヒ、ASモナコ、セルティック、アタランタからの関心を集めると、アタランタは実際に400万ユーロのオファーを提示したという。スタッド・レンヌは2022年6月末までを契約を残している彼と更新することを望んでおり、彼自身もレンヌでのプレーに集中したい意向があるため残留の線が現時点で濃厚だ。
プレースタイル
積極的な攻撃参加を好んでいる右サイドバックであり、攻撃に転じるまでのプレッシングなどの対人戦に高い評価を得ている。オーバーラップ時には181cmのフィジカルとボディバランスを駆使した縦へのダイナミックな推進力を発揮し、カウンターの展開では敵なしだ。自身が参考にしている選手としては、セルジュ・オーリエとアーロン・ワン=ビサカの名前を挙げている。いずれは彼らに肩を並べる存在に成長することだろう。