名前 | ゴンサロ・ラモス(Gonçalo Ramos) |
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生年月日 | 2001年6月20日 |
国籍/出身 | ポルトガル(オリョン) |
身長 | 184cm |
ポジション | CF |
所属 | ベンフィカ |
様々なコンペティションで得点王に輝くベンフィカの新星
プレー動画
経歴
■2001-2020年(幼年期~ベンフィカ)
90年代にSCファレンセなどでプレーしていた元U21ポルトガル代表のラモスを父親に持っている彼は、ポルトガル南部のオリョンに生まれており、地元のSCオルハネンセによって基礎技術を培ってきた経歴を持っている。2011年からの約2シーズンはCBローレで過ごし、2013年より現在のSLベンフィカに到着した。
ベンフィカでは13歳未満のカテゴリから始まっており、Nacional Juniores C(U15リーグ)と、自身が18試合で15得点を記録したNacional Juniores B(U17リーグ)での制覇に貢献するなどチームを支える存在であった。2018/19シーズンよりベンフィカU19に昇格すると、35試合/20得点を記録したことでシーズン途中にはベンフィカU23とベンフィカBでのデビューも飾りながら、異なるカテゴリを行き来する生活の始まりを告げている。
2019/20シーズンもまた、ベンフィカBを主戦場としながら引き続き様々なカテゴリでのプレーであった。リーガ・プロ(ポルトガル2部)では20試合で4得点/2アシストの成績を残しており、ベンフィカU19として臨んだUEFAユースリーグでは、悲願の初優勝を決勝戦となるレアル・マドリードに奪われているが彼自身は9試合で8得点を記録したことで同大会の得点王に輝いている。
2020年7月21日に行われたリーガNOS(ポルトガル1部)第33節のCDアヴェス戦では、後半43分からピッツィとの交代によりトップデビュー。同試合ではトップチームの雰囲気を味わうための記念出場と思われていたが、ファーストタッチで初ゴールを記録しており、さらには後半アディショナルタイムに追加点を奪うなどわずか6分間で2得点を奪う衝撃的なデビュー戦となった。
代表歴
ルイ・ベントが率いるポルトガルU17~U18ではファビオ・シウバとエドゥアルド・リベイロがメインストライカーとして起用されたことで特出した成績を残せていないが、2019年5月から招集を受けたポルトガルU19ではU19欧州選手権2019での大会得点王に輝き準優勝に貢献した。2019年10月にはポルトガルU20でのデビューも飾っている。
移籍の噂
2019年8月にベンフィカとは2024年6月末までの契約更新しており、トップチームでの定着を希望している。ただ、新指揮官であるジョルジェ・ジェズスは新たな戦力としてルカ・ヴォルトシュミットを補強したことや、噂の段階だがエディンソン・カバーニの移籍も取りざたされているなどストライカーを下部組織ではなく外部から調達していることで彼の立場については曖昧なものとなっている。
プレースタイル
圧倒的な得点感覚を持った選手であり、2列目でもプレーできることから最前線だけではなく1列下がった位置からのパフォーマンスにも優れたモダンタイプなストライカーだ。こうした側面からシュートレンジの広さは他を凌駕しており、隙あらば積極的にゴールを狙う姿勢も評価されている。