モハメド・トゥーレ

選手紹介
名前モハメド・トゥーレ(Mohamed Touré)
生年月日2004年3月26日
国籍/出身オーストラリアギニア)
身長183cm
ポジションWG/CF
所属アデレード・ユナイテッド

Aリーグ史上最年少得点を記録したトゥーレ兄弟の次男坊

プレー動画          

経歴             

■2004-2019年(幼年期~SA NTC)

リベリア人の両親の下、西アフリカのギニア共和国にて生まれているが、2歳となる頃にオーストラリアに移住した経歴を持っている。兄のアルハッサン・トゥーレ(2000年生)もアデレード・ユナイテッドでプレーしているサッカー選手であり、弟のムサ・トゥーレも有望株であるなど才能ある兄弟として知られていた。

オーストラリアではクロイドン・キングスの下部組織にて育っており、2019年までを同クラブにて過ごした後、南オーストラリアのナショナルトレーニングセンターとなるSA NTCに加入。SA NTCではNPL U18のグランドファイナルで開始45秒での先制点を決めて優勝に貢献するなど、短期間ながら鮮烈な印象を残している。

■2019-2020年(アデレード・ユナイテッド)

兄が所属していたこともあり、2019年からオーストラリアを代表するクラブのひとつであるアデレード・ユナイテッドに移籍すると、ユースリーグでのパフォーマンスが目に留まりトップチームのトレーニングに帯同するようになっていた。すると2020年2月8日に行われたAリーグ(オーストラリア1部)第18節のブリスベン・ロアー戦で15歳でのデビューを飾ると、6日後のセントラルコースト・マリナーズ戦では15歳326日でのAリーグで史上最年少得点を樹立し大きな話題を呼んでいる。

代表歴            

リベリア、ギニア、オーストラリアの三ヶ国を代表することが可能であるが、兄がオーストラリアU23でプレーしていることから代表でのキャリアはオーストラリアを選択することが予想されている。

移籍の噂           

デビューから5日後にアデレード・ユナイテッドとのスカラシップ契約(奨学金)を締結しており、2023年までの契約期間を残している。

プレースタイル        

ウィンガー兼ストライカーの彼は既に180cm台の体格を有しており、屈強な大人を相手にしても当たり負けしない物理的な強さを持った選手だ。それだけでなく、スピードに乗ったドリブルや周囲を活かすことのできる視野の広さも評価され、年齢以上の資質を持っていることは確実だろう。オーストラリアに表れたトゥーレ三兄弟が、近いうちに日本代表を脅かす存在になること間違いなしだ。

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