名前 | ジェイソン・ナイト(Jason Knight) |
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生年月日 | 2001年2月13日 |
国籍/出身 | アイルランド(ダブリン) |
身長 | 173cm |
ポジション | CMF/DMF/SMF |
所属 | ダービー・カウンティ |
ユーティリティ性に優れたダービー黄金世代の大黒柱
プレー動画
経歴
■2001-2017年(幼年期~キャビンティーリーFC)
アイルランドの首都ダブリンに生まれた彼は、兄であるケビンの影響を受けながら4歳の頃よりキャビンティーリーFCでキャリアをスタートさせている。同クラブでは2001年グループでマックス・マーフィー(現:ストーク・シティ)などと共にアンディ・ライス氏によって育成されており、U-16世代ではアイルランドサッカー協会(FAI)が主催するインターナショナル・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(U16部門)を受賞するなど高い評価を得ていた。
■2017-2020年(ダービー・カウンティ)
キャビンティーリーFCのロールモデルとなるよう2017年夏からイングランドのダービー・カウンティの下部組織に加わり、ルイ・シブリー、モーガン・ウィテカーを中心とするダービー黄金世代の1人となっている。加入初年度からU18チームの中心選手に定着しており、U18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)では2シーズンで39試合・13得点/8アシストの成績を収め、2018/19シーズンにはU18カテゴリでのリーグ制覇を成し遂げている。
2019/20シーズンからはプレミアリーグ2(イングランドU23リーグ)に所属しているU23チームへの昇格と思われていたが、前述の黄金世代メンバーと共にトップチームへの昇格を果たしており、チャンピオンシップ(イングランド2部)開幕節のハダースフィールド戦では試合終了間際の交代によりトップデビューを果たしている。シーズン中盤戦以降はスターティングメンバーでの起用も増え始め、結果的にシーズンを通してトップチームでは35試合に出場し、6得点/1アシストの好成績でデビューシーズンを終えている。
代表歴
アイルランドU15から常に招集され続けているエリートプレーヤーであり、2018年のU17欧州選手権ではアイルランドU17の準々決勝進出に大きく貢献した。2019年6月からは飛び級にてアイルランドU21に招集されており、U21欧州選手権の数試合にも出場している。
移籍の噂
現時点で具体的な噂は報じられておらず、ダービー・カウンティとは2020年1月に2023年6月末までの契約延長を交わしているため、残留の意向が強いだろう。目指すはフィリップ・コクーと共にプレミアリーグへの昇格だ。
プレースタイル
ボランチを本職とするボックス・トゥ・ボックスの選手であるが、サイドハーフやトップ下などの2列目を幅広くこなせるユーティリティ性に優れた逸材だ。豊富な運動量で攻守にわたる献身的な働きや、フィニッシャーとしての質も高いなど多くの要素を持った貴重な人材といえるだろう。