名前 | ユスファ・ムココ(Youssoufa Moukoko) |
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生年月日 | 2004年11月20日 |
国籍/出身 | ドイツ(ヤウンデ) |
身長 | 172cm |
ポジション | CF |
所属 | ボルシア・ドルトムント |
※ユズファ・ムココとも表記されている
現実かさえ怪しいほどの規格外ストライカー
プレー動画
経歴
2004~2016年(幼年期~ザンクト・パウリU15)
カメルーンのヤウンデで生まれた彼はドイツ移民としての背景を持つ選手である。10年間をカメルーンで過ごした後、ザンクトパウリのU-15チームへ加入した。単純計算だと10歳~11歳の時期に、U15地域リーグでの13試合23得点、エキタス・カップでの14得点、U-13国際ユーストーナメントでは7得点を記録し、それぞれの大会での得点王に輝いた。この頃から多くのクラブからのオファーが殺到し、ザンクトパウリはそんな規格外の彼を残留させようと試みたが、2016年7月よりドルトムントへ加入をしている。
2016-2018年(ボルシア・ドルトムント)
ドルトムントに加入後も12歳の時点で、U15チームで21試合33得点を記録すると大手メディアが「12歳で大暴れしている選手がいる」と相次いで騒ぎだし、その名が世界中に轟いた。17-18シーズンからはU17チームに昇格し、B-ユニオーレンの決勝ラウンドも含む 28試合で40得点と昨年を上回る圧倒的な記録を残した。18-19シーズンも引き続き、ボルシア・ドルトムントU17でのプレーとなった彼は、このシーズンからはキャプテンマークを着用するようになり、2018年度の試合をすべて終えた時点で15試合28得点(6試合でのハットトリックを含む)と その勢いは留まることを知らない。
代表歴
2017年9月11日にドイツU16としてオーストリアU16との試合でデビューを飾った。2日後には同じくオーストリアU16と対戦しており、その試合では得点を記録すると、13歳での得点はドイツU16での歴代最年少スコアラーとなった。
個人成績早見表
10歳~11歳 14-16シーズン(ザンクト・パウリU13~U15)※2年間 |
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U-15 レギオナルリーガ(U15)13試合 23得点 ※得点王 |
2014 エキタス・カップ 14得点 ※得点王 |
2016 U-13国際ユースサッカートーナメント 7得点 ※得点王 |
11歳~12歳 16-17シーズン(ドルトムントU15) |
U-15 リーグ戦(U15)21試合 33得点 ※得点王 |
13歳~14歳 17-18シーズン(ドルトムントU17) |
B-ユニオーレン・ブンデスリーガ・ヴェスト(U17)25試合 37得点 ※得点王 |
B-ユニオーレン・ブンデスリーガ・エントルンデ(U17)3試合 3得点 |
14歳~15歳 18-19シーズン(ドルトムントU17) |
B-ユニオーレン・ブンデスリーガ・ヴェスト(U17)25試合 46得点 ※得点王 |
B-ユニオーレン・ブンデスリーガ・エントルンデ(U17)3試合 4得点 ※得点王 |
年齢詐称問題
そんな彼の驚異的な記録・風貌に対しては年齢詐称疑惑が報じられており、多くの論争を招いた。カメルーンでの出生届には信憑性がないのではという主張に対し、彼の父であるジョセフ・ムココ氏は彼が誕生した際にヤウンデのドイツ領事館への登録をしたと述べており、ドイツの出生証明書も保持していることから年齢に対しては一定の信頼性を勝ち取った。また、2017年10月にはハンブルグの登録事務所が「ユスファ・ムココがカメルーンの首都ヤウンデで2004年11月20日に誕生した」ことを再認定し、公式の認証を得たことで年齢の論争は終結したと思われる。実際問題、年齢は差し置き実力は申し分のないため今後彼がどのようなストーリーを歩むのかに注目だ。ルカクが16歳でベルギーリーグの得点王に輝いたように規格外としての実力をトップリーグでも見せつけるのか、または2012年にリーガ・エスパニョーラの最年少出場+得点記録を更新した、同国カメルーンのファブリス・オリンガのように一時的な活躍となるのか。今後の彼の動向に注目を外せない。