名前 | マラシュ・クンブラ(Marash Kumbulla) |
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生年月日 | 2000年2月8日 |
国籍/出身 | アルバニア(ペスキエーラ・デル・ガルダ) |
身長 | 185cm |
ポジション | CB |
所属 | エラス・ヴェローナ |
ようやく日の目を見ることになったヴェローナの宝石
プレー動画
経歴
■ 2000-2017年(幼年期~エラス・ヴェローナ)
アルバニア人の両親の下、イタリア・ヴェローナ県のペスキエーラ・デル・ガルダに生まれている。8歳で地元のエラス・ヴェローナの下部組織に加わった彼は、当時から早熟の天才として知られ、わずか15歳でU-17チームの主力に定着した後、16歳として迎えた2016/17シーズンはプリマヴェーラ(U-19)でプレーするまでに成長を遂げていた。2017年にエラス・ヴェローナと最初のプロ契約を締結すると、2017年8月13日のコッパ・イタリア3回戦のUSアヴェッリーノ戦で初めてトップチームでのベンチ入りを果たし、その後もセリエAのいくつかの試合で招集メンバーに名を連ねている。
■ 2018-2019年(エラス・ヴェローナ)
2018年8月12日のコッパ・イタリア3回戦、カルチョ・カターニャ戦にて先発フル出場でのトップデビューを飾った彼だが、試合は2-0で敗れ悔しいデビュー戦となっていた。そんな中で新たに2018/2019シーズンを迎えるも、セリエB(イタリア2部)に降格を喫したクラブながら多くの出場機会は与えられていない(リーグ戦では第15節のASチッタデッラ戦の1試合のみ)。そんな彼が日の目を見たのは2019/20シーズンのことであり、1年で再びセリエAに返り咲いた後の開幕戦となったボローニャFC戦ではフル出場で結果を残し、4試合連続でのスタメン起用を受けている。第4節のユヴェントス戦では2枚の警告によって退場したが、復帰後のUCサンプドリア戦ではプロ初ゴールを記録する活躍を残し、第7節を終えた時点でインテルに次ぐ失点の少なさを誇るチームの要となった。
代表歴
アルバニアとイタリアの二重国籍を保有しているが、世代別代表では一貫してアルバニアの国旗を背負ってプレーをしている。そんなアルバニアのU-17~U-21を経た彼は、2019年9月のEURO2020予選に向けたフル代表への初招集を受けており、同年10月のモルドバ戦にてフル代表デビューを飾っている。
移籍の噂
2018年11月にエラス・ヴェローナとの契約更新を経た彼は、新たに2022年6月末までの契約を交わしており移籍に関しても具体的な噂は報じられていない。しかし、今後は移籍市場でも頻繁に名前を聞くようになるはずだ。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | ASローマ | on loan |
2021-22 | ASローマ | on loan |
プレースタイル
右利きのセンターバックである彼は、3番と4番の両方でのプレーが可能であり、優れた個性を持った選手として評価されている。また、守備面ではアグレッシブなプレーでチャンスの芽を摘むことを得意としているが、そのアグレッシブさゆえに警告をもらうことも多く、闘争心に溢れた選手として人気を博することだろう。185cmの身長を有しているが線が細いためフィジカル面での強化は急務であると思われる。