アレッサンドロ・バストーニ

選手紹介
名前アレッサンドロ・バストーニ(Alessandro Bastoni)
生年月日1999年4月13日
国籍/出身イタリアカザルマッジョーレ)
身長190cm
ポジションCB 
所属インテル

アズーリ復権の鍵を握る次世代のキャプテン候補

プレー動画          

経歴             

1999-2018年(幼年期~アタランタ)

イタリアのロンバルディア州の基礎自治体 “カザルマッジョーレ” で生まれた彼は、父がコーチを務める地元のCannateseのユースでキャリアをスタートさせた。7歳となる頃には同じくロンバルディア州の都市にホームタウンを構えるアタランタBCのユースに移ると、そこで約10年間の長い期間過ごしている。アタランタのユース世代ではU-17、プリマヴェーラでセンターバックとしての不動の地位を築くと、2016年11月にはコッパ・イタリア4回戦の相手であるペスカーラとの試合でトップデビューを飾り、フル出場で無失点に抑えチームのベスト16入りに貢献した。16-17シーズンは第21節のサンプドリア戦を含むセリエAで3試合に出場をしている。アタランタでの活躍が期待されていた彼だが、2017年8月31日(夏の移籍市場最終日)にインテルに約1060万ユーロの高額な移籍金で移籍。しかし、アタランタへはローン移籍という形で 17-18シーズンはプレーすることも決定している。

2018-2019年(パルマ・カルチョ)

2018年8月7日に、2019年6月30日までの1年間をパルマ・カルチョでローン移籍に加入することが決定。第8節のジェノアCFC戦で移籍後初デビューを飾ると、第11節からはコンスタントに出場機会を重ねており、来シーズンからのインテルへの復帰に向けて着実に成長を遂げている。

代表歴            

2014年からイタリアU-15でプレーをするなど、イタリアの各世代別代表に選ばれ続けているエリートだ。 また、いくつかの試合ではキャプテンとしてチームを牽引した。2018年U-19欧州選手権は負傷により離脱をしていたが、現在はイタリアU-21としてプレーをしているなど、次世代のアズーリ入りに注目が集まっている。

移籍の噂           

インテルとの契約は2023年6月末までとなっており、完全移籍での退団は考えづらい。18-19シーズンはパルマ・カルチョからインテルへの復帰が規定路線ではあるが、もう1シーズン程度はローンで別のクラブに加入する可能性もあるだろう。 

プレースタイル        

190cmの恵まれたフィジカルを持つ彼は、レオナルド・ボヌッチやマルコ・マテラッツィを彷彿とさせる選手として知られている。空中戦の強さが最も特徴的であり、1vs1の強さはセリエAの舞台でも引けを取らない。世代別代表ではキャプテンを務めていたように、センターバックとしてのリーダーシップも兼ね備えているため、次世代のアズーリを担う存在として適している逸材だ。

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