名前 | エセキエル・パラシオス(Exequiel Palacios) |
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生年月日 | 1998年10月5日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(ファマイリャ) |
身長 | 177cm |
ポジション | CMF |
所属 | リーベル・プレート → レヴァークーゼン |
※エゼキエル・パラシオスとの表記も見られる
リーベルの中盤に君臨するアルゼンチンの逸材
プレー動画
経歴
1999-2018年(幼年期~リーベル・プレート)
アルゼンチンの北部にある町 “ファマイリャ”で生まれたが、数日後にはブエノスアイレスへと移り住んでおり、サン・マルティンで幼年期を過ごしている。地元の小さなクラブでキャリアを始めた彼は、10歳の頃にリーベル・プレートによってスカウティングされ下部組織へと加入。多くの少年がトップチームに昇格することがないほど、競争率が激しいクラブにおいて、彼は常に上のカテゴリでプレーをするほどの逸材であった。そんな確かな才能を示していた彼は、マルセロ・ガジャルドの下で2015年11月8日のプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部リーグ)最終節 ニューウェルズ・オールドボーイズ戦で17歳ながらデビューを飾っている。早々にしてデビューを果たした彼だが、その後の2年間では合計10試合のみの出場となるなど定着には至っていなかった。17-18シーズンに入っても出場機会を得られていなかったが、国内リーグが閉幕した後のコパ・リベルタドーレス 2018から覚醒。ベスト16のラシン・クラブ戦以降からスターティングメンバーに定着すると、ボカ・ジュニアーズとのエル・クラシコとなった決勝戦では1st,2ndレグともにフル出場を果たし、クラブ史上4回目の優勝という歴史に大きく貢献を果たしている。
私生活
彼の女性関係はいくつかの報道により悪い印象が与えられている。2018年8月頃から交際が報じられていたインスタグラマーのソル・ペレスとの関係だけではなく、同時期に女優の卵や歌手、そしてダンサーのジュリアナ・オレジャノの関係も公にされるなど複数との女性関係があると避難を浴びた。どちらも報道後には彼との関係を断ち切っていたが、その後 友人であるネイリストとの4年間の関係が以前からあったと報じられ、さらなる不誠実さが明らかとなっている。
代表歴
アルゼンチンU17のメンバーとして2015年FIFAU-17ワールドカップに出場をしている。 2年後にはU20として2017年FIFAU-20ワールドカップにも出場をするなど不動の地位とはいかないまでも世代別代表の常連であった。コパ・リベルタドーレスでの活躍もあり、2018年9月に行なわれる親善試合において代表初招集を受けると、そのグアテマラ戦でデビューを飾り、チーム3点目となるジョバンニ・シメオネのゴールを演出する初アシストも記録した。
移籍の噂
既に欧州の大多数のクラブが彼に関心を示しており、 2017年末にはイタリアのトリノFCからオファーを受け取るがそれを拒否している。リーベル・プレートでのタイトルを取ること集中したいと残留の姿勢を見せていたが、コパ・リベルタドーレスの優勝、クラブワールドカップも終了したことで移籍に応じるのではという流れが生まれている。リーベル・プレートとの契約は2021年6月末となっており、バイアウト条項として約1750万ユーロが設定されているが、レアル・マドリードは約2000万ユーロを支払うと報じられているなど、スペインへの移籍が迫っている。ただ、レアル・マドリードは急いで獲得する必要はないと考えており、マンチェスター・シティに所属するブラヒム・ディアスの獲得の方が優先度が高いと見られる。残留か、欧州進出か、彼の決断に注目が集まるだろう。
プレースタイル
ヨーロッパの選手では “トニ・クロース” “モドリッチ”が好きだと語る彼もまた生粋のパサーだ。 シンプルなプレーを好んでおり、広い視野でゲームをコントロールすることが自分の資質だと語るなど、中盤に欠かせない存在としての自負がある。やや女性関係で悪名高いため性格難な部分も見られるが、逆に選手としてはその自由奔放な面が良い方向に導いているのだろう。欧州でも通用するだけの才能を有しているだけに期待できる存在だ。