ストラヒニャ・パヴロヴィッチ

選手紹介
名前ストラヒニャ・パヴロヴィッチ(Strahinja Pavlović)
生年月日2001年5月24日
国籍/出身 セルビアシャバツ)
身長194cm
ポジションCB
所属 パルチザン・ベオグラード

突如の起用に応えたパルチザンの大型センターバック

プレー動画          

経歴             

■ 2001-2018年(幼年期~パルチザン・ベオグラード)

旧ユーゴスラビア政権にあった現セルビア西部の都市であるシャバツに生まれた彼は、6歳の頃より地元シャバツのクラブであるサバシウム(Savacium)にてサッカーを始めていた。彼の最初のコーチであるゾラン・コカノヴィッチ氏によって育成を受けると、セルビア西部で実施されたセレクションにてパルチザン・ベオグラードの目に留まったとされている。パルチザンのスラジャン・シュチェポヴィッチ、ドゥシャン・トラバッジュビックによってチーム招待されると、2015年より正式にパルチザン・ベオグラードの一員となった。加入後のパルチザンでは最前線からディフェンスまでの様々なポジションで起用を受け、最適なポジションを模索されると、最終的には現在のポジションであるセンターバックを定位置とした経験もありながら、ユースセクターを駆け上がってきた。

■ 2018-2019年(パルチザン・ベオグラード)

2019年2月23日に行われたセルビア・スーペルリーガ第23節のFKプロレテル・ノヴィ・サド戦、スヴェトザル・マルコヴィッチの負傷離脱による穴を埋めるよう突如としてゾラン・ミルコヴィッチによって先発出場を言い渡された彼は、トップチームにおけるデビュー戦ながら見事フル出場にて相手攻撃陣を無失点に抑えるなど、上々のパフォーマンスを見せたことで一気に信頼を得ることとなった。その後もスヴェトザル・マルコヴィッチの穴を埋めるようにしてフル出場の機会を増やしており、結果的に2018-19シーズンではリーグ戦で11試合に出場、そしてセルビア・カップでは決勝のレッドスター・ベオグラード戦で無失点に抑えて優勝に導くなど4試合に出場した。

代表歴            

セルビアU16から世代別代表としてプレーしており、現在はセルビアU19でのプレーだ。

移籍の噂           

デビューから日の浅い彼に対しては、イタリアのユヴェントスが高い関心を示しており、具体的に交渉に向けて動いているなど移籍の噂が報じられている。彼自身もインタビューにてユヴェントスからのアプローチがあることを認めているが、「私はパルチザンのプレーに集中している。ヨーロッパリーグがあるからね。」と移籍に対しては前向きな姿勢を見せていない。クラブとしてもオリンピアコスに売却したスヴェトザル・マルコヴィッチの後釜に添えたい意向のため、残留の可能性が高いだろう。ただ、ユヴェントスと合意に達しても期限付き移籍という形で残留することもオプションとしては考えられるため、夏の移籍市場にて動きが見られるかもしれない。

プレースタイル        

194cmの恵まれたフィジカルを持ったセンターバックであり、圧倒的な対人戦の強さや推進力、精確なロングフィードを誇るプレーヤーだ。そんなフィジカルと感情の起伏が激しいことからイエローカードを貰う頻度が高いのも特徴として顕著に表れている。好きな選手としてジョルジョ・キエッリーニ、セルヒオ・ラモス、ネマニャ・マティッチの名前を挙げた。

タイトルとURLをコピーしました