名前 | ウェストン・マッケニー(Weston McKennie) |
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生年月日 | 1998年8月28日 |
国籍/出身 | アメリカ(リトル・エルム) |
身長 | 185cm |
ポジション | CMF/DMF/CB/AMF |
所属 | シャルケ04 |
ハリー・ポッターが大好きなアメリカのオールラウンダー
プレー動画
経歴
■1998-2016年(幼年期~FCダラス)
アメリカのテキサス州のリトル・エルムという地域にて生まれているが、父がドイツへ軍務に就いたことがきっかけとなり6歳の頃から3年間をドイツのカイザースラウテルンにて過ごしている。また、その頃にサッカーを初めており最初のクラブはカイザースラウテルンにあるFCフェニックス・オッターバッハであった。既にその才能は疑いようのないものであり、2009年にアメリカに戻ってからはFCダラスのアカデミーに加入している。また同時期には国の世代別代表や育成プログラム等にも参加しており、その頃に出会ったプリシッチとは13歳からの友人だ。
17歳になった彼は、7年間在籍していたFCダラスよりプロ契約の話が持ちかけられたほか、ヴァージニア大学からは奨学金の話もありキャリアの分岐点に差し掛かっていた(ちなみに彼の父や兄は進学を勧めたと語っている)。プロキャリアのスタートか大学での勉学に集中すべきかに悩んでいた彼に思いもがけない選択肢が登場しており、それがドイツのシャルケ04からのオファーだった。彼は将来的にヨーロッパでプレーしなかったことを後悔しないようドイツ行きを決意すると、FCダラスからの奨学金の申し出を断りシャルケ04との契約を交わしている。
■2016-2019年(シャルケ04)
シャルケでの1年目はU-19でプレーしており、すぐさまチームの重要な存在となると、A-ユニオーレンでは21試合で4得点3アシストの成績を収め、ときにはゲームキャプテンを務める存在となっていた。こうした活躍が評価され、2016/17シーズンのブンデスリーガ最終節となるFCインゴルシュタット戦では、ダニス・アヴディヤイに代わり早くもトップデビューを飾ざっている。2017/18シーズンより正式にトップチームへの昇格が決まると、ブンデスリーガ開幕戦となるRBライプツィヒ戦でいきなり出場機会を得るなど、怪我で離脱をしていた期間を除けば常にチームに欠かせない存在へと成長を遂げ、同シーズンはリーグ戦で22試合に出場を果たしている。迎えた新たな2018/19シーズンに入っても、昨シーズンから同様にチームの要として開幕戦からフル出場を飾っており、新たなシーズンでの好スタートを切っている。しかし、チームとしては開幕から3連敗のため厳しい状況とも言えるだろう。
代表歴
前述の通り、アメリカの世代別代表とのキャリアを積み上げるエリートだ。 2017年11月14日にはポルトガルA代表との試合でフル代表としてのデビューを飾るだけなく、その試合で代表初ゴールも挙げるなど充実したデビュー戦となった。今後もアメリカ代表を担っていく存在になるだろう。
移籍の噂
シャルケとの契約は2022年夏までと長期契約を交わしており、現在もシャルケは充実した時間を過ごしているため移籍は考えづらい。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | ユヴェントス | on loan |
プレースタイル
2018/19シーズン、現時点で出場した4試合において全て異なるポジションでプレーしたことに代表されるように中央の位置であればセンターバックからオフェンシブな位置までをプレーすることのできるオールラウンダーな選手だ。豊富な運動量も彼の魅力の一つであり、複数のポジションをこなすことができるのも彼のインテリジェンスの高さゆえだろう。