名前 | ヴィタオ(Vitão) |
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生年月日 | 2000年2月2日 |
国籍/出身 | ブラジル(ジャカレジニョ) |
身長 | 186cm |
ポジション | CB |
所属 | SEパルメイラス |
ブラジル世代別代表の主将を務め続けたパルメイラスの大器
プレー動画
経歴
■ 2000-2015年(幼年期~PSTC)
ヴィクトル・エドゥアルド・ダ・シウバ・マトスこと ” Vitão ” の愛称で親しまれる彼は、ブラジルのパラナ州の北部に位置するジャカレジニョに生まれており、そのジャカレジニョから西に位置する同じくパラナ州内のコルネーリオ・プロコーピオにあるPSTC(パラナ・サッカー・テクニカル・センター)にてキャリアをスタートさせている。PSTCは日系ブラジル人によって創設された比較的新しいクラブであり、そんなクラブで着実に成長を続けた彼は、2015年より国内の名門クラブに数えられているSEパルメイラスによって見出されて加入を果たした逸材だ。
■ 2015-2019年(SEパルメイラス)
パルメイラスではU15から始まった彼だが、翌年には16歳にしてU17とU20に招集を受けており、既にパルメイラスのユースでも稀有な存在感を放っていたという。2018年シーズンにはパルメイラスU20の中心選手としてカンピオナート・ブラジレイロU20、カンピオナート・パウリスタU20の制覇に貢献しており、シーズン全体で44試合に出場し、4得点を記録した。この活躍により2019年シーズンからはトップチームでの帯同も増えると、2019年3月20日のカンピオナート・パウリスタにおけるAAポンチ・プレッタ戦にてトップデビューを飾っている。
代表歴
ブラジルのU-17とU-20においてチームキャプテンとして不動のディフェンスリーダーに君臨しており、U-17では2017年U-17南米選手権の優勝、続く2017年U-17ワールドカップでは3位に貢献。しかし、U-20では2019年U-20南米選手権で多くの若手タレントを有するも5位に沈み、惜しくもU-20ワールドカップの出場権を逃す悔しい思いを経験した。2018年5月にはブラジルA代表にトレーニングメンバーとして帯同もしている。
移籍の噂
2018年5月にパルメイラスとの契約を新たに2023年4月末までに延長するも、移籍の噂は絶えず報じられ続けている。最も有力な移籍先としてはスペインのFCバルセロナの名前が挙がっており、1000万ユーロのオファーでは破断、しかし+2000万ユーロの上乗せにて獲得を目論んでいるという。パルメイラスは近年、多くの若手タレントを売却し続けているため、早期での欧州クラブへの売却も非現実的な話ではない。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2019-20 | シャフタール・ドネツィク | 400万ユーロ |
プレースタイル
ディフェンスリーダーとしてのキャプテンシーの他、正確なロングフィードや対人戦に高い評価を得ているセンターバックの逸材だ。チアゴ・シウバ、ミランダ、マルキーニョスなど幼年期から見続けていたトッププレーヤーから学びを得ており、マーキングのスタイルや経験則などは前述のブラジルA代表とのトレーニングキャンプでも学びたい点として語っている。その他、セットプレーでの得点力なども彼の武器となるだろう。