名前 | ヴァレンティン・アントフ(Valentin Antov) |
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生年月日 | 2000年11月9日 |
国籍/出身 | ブルガリア(ソフィア) |
身長 | 185cm |
ポジション | CB/DMF |
所属 | CSKAソフィア |
守備的なユーティリティ性に富んだブルガリア屈指の原石
プレー動画
経歴
■ 2000-2017年(幼年期~CSKAソフィアⅡ)
ブルガリアの首都でありヨーロッパでも有数の古都であるソフィアに生まれ、2007年の秋から地元のCSKAソフィアのアカデミーでトレーニングを始めていた。2015年に入ると、14歳ながらCSKAソフィアのシニアチームとのトレーニングにも帯同しており、2015年8月19日に行なわれたFCソフィア2010とのカップ戦で最年少デビュー(14歳9ヶ月10日)を果たしブルガリア国内で大きな話題となった。2016年シーズンにはCSKAソフィアⅡ(リザーブ)にも出場するなど特出した存在として脚光を浴びており、U17・U19・リザーブの異なる3チームを行き来しながらCSKAソフィアU19ではキャプテンとしてエリート・グループの優勝に貢献した。
■ 2017-2019年(CSKAソフィア)
2017年6月から本格的にトップチームでの練習機会が増えると、これまでのセンターバックのポジションから守備的なミッドフィールダーにコンバートされており、新たな一面を見出されていた。2017-18シーズンも終盤に差し掛かっていた2018年4月14日のチャンピオンラウンド、FKヴェレヤ・スタラ・ザゴラ戦でプロデビューを飾り、チャンピオンラウンドでは3試合でフル出場を果たすなど、守備的なミッドフィールダーとして4試合に出場をした。
2018-19シーズンの序盤こそ、コンバートを受けた守備的なミッドフィールダーとしての役割が主な状況であったが、元々の本職であるセンターバックとして出場した際のパフォーマンスも認められ始めていることから、さらなる真価を発揮している。
代表歴
ブルガリアU16を始めとする世代別代表の常連であり、国際大会を戦う上で欠かすことのできない存在であった。2019年1月にはブルガリアの21歳以下の若手プレーヤーで最も高い評価(賞)を受け、2ヶ月後の2019年3月25日にはコソボA代表の親善試合でフル代表デビューを飾るなど、ブルガリア国内でも屈指の若手へと成長を遂げている。
移籍の噂
いくつかのイングランドのクラブからオファーを提示されたと報じられるも、クラブが既に拒否していると言われているため移籍に対しては前向きな姿勢をとっていない。CSKAソフィアとの契約期間は2022年6月末までを残しており、移籍に関しては特段急ぐ必要性もないだろう。過去のインタビューではチェルシーがお気に入りのクラブとしても語っている。
プレ ースタイル
185cmと守備の要となるには充分なフィジカルを有し、ユース時代には得点力も評価されていた。トップチームではディフェンシブ・ミッドフィールダーとのしても才能も見出されるなど、センターバック以外もこなすことのできるユーティリティ性も評価できるだろう。