タイラー・アダムス

選手紹介
名前タイラー・アダムス(Tyler Adams)
生年月日1999年2月14日
国籍/出身アメリカューヨーク)
身長175cm
ポジションDMF/SB 
所属RBライプツィヒ

※タイラー・アダムズとも表記される

ライプツィヒでの挑戦が始まるアメリカの経験豊富な逸材 

プレー動画          

経歴             

1999-2016年(幼年期~ニューヨーク・レッドブルズⅡ)

ニューヨーク州のワッピンガーという町で生まれた彼は、2011年に10歳でニューヨーク・レッドブルズの育成機関である “Red Bulls Regional Development School” 通称:RDSプログラムで発掘された。その後、ニューヨーク・レッドブルズのアカデミーに加わり、U-13、U-14、U-16といくつかのカテゴリを経験。そして、2015年には当時16歳ながらリザーブチームであるニューヨーク・レッドブルズⅡと契約を交わし、同年4月のトロントFCⅡとの試合でシニアデビューを飾っている。USLチャンピオンシップ(アメリカ2部リーグ)ながら2016年シーズンまでの2年間で34試合の出場経験を積むなど若くして多くの経験を持つ選手となっている。

2015-2018年(ニューヨーク・レッドブルズ)

2015年7月にアメリカツアーに訪れていたチェルシーとの親善試合で非公式ながらトップチームデビューを果たしている。その試合でチームの2得点目を決めるなど4-2での勝利に貢献し、16歳の彼はサポーターの心を鷲掴みにした。2015年11月には最初の契約を締結し、2016年シーズンのプレシーズンにも参加。同シーズンの2016年4月に行なわれたサンノゼ・アースクエイクスとの試合ではMLSデビューも飾り公式戦デビューも飾っている。2017年シーズンからはレギュラーとして定着し、シーズン合計で35試合に出場し2得点5アシストを記録する中、私生活としても高校を卒業した。2018年シーズンも引き続き主力として定着し、CONCACAFチャンピオンズリーグではクラブとして初めての準決勝進出に大きな貢献をしている。

2019年シーズン(RBライプツィヒ)

彼は2019年1月よりドイツのRBライプツィヒに移籍することが決定している。2018年シーズンまでニューヨーク・レッドブルズの監督を務めていたジェシー・マーズチがRBライプツィヒのアシスタントコーチに就任していることも移籍を決断した要因だ。プリシッチ、マッケニー、サージェントなどブンデスリーガの舞台で活躍するアメリカの同胞たちに続く存在となるかに期待がかかる。

代表歴            

アメリカの世代別代表としてはU-15、U-17、U-20の経歴を持ち、2015年のU-17FIFAワールドカップではグループリーグ3試合にすべて出場。2017年の11月にはアメリカのフル代表にも招集され、同月14日のポルトガル代表との試合で代表デビューを飾っている。ここまで9試合のキャップを既に持っており、今後のアメリカを背負う存在として注目だ。

移籍の噂           

前述の通り、2019年1月より同じくレッドブル系列のRBライプツィヒへの移籍が決定している。

プレースタイル        

本職は守備的なミッドフィルダーとなり相手の攻撃の芽を摘む洞察力が光っている。一方でサイドバックとしてもプレーが可能であり、その際にはよりアグレッシブなプレーヤーへと変貌を遂げ、しなやかな動きから攻守に渡り躍動する存在となる。既に19歳ながらシニアの舞台で100試合以上の出場を経験を積んでいる彼は、他の若手プレーヤーと比べても非常に成熟・洗練された選手だと言えるだろう。ドイツでも活躍すること必至だ。

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