名前 | トレント・アレクサンダー=アーノルド(Trent Alexander-Arnold) |
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生年月日 | 1998年10月7日 |
国籍/出身 | イングランド(ウェスト・ダービー) |
身長 | 175cm |
ポジション | RB |
所属 | リヴァプール |
レジェンドの系統を継ぐリヴァプールの至宝
プレー動画
経歴
リヴァプールのウェスト・ダービーで生まれた彼は、セント・マシューズ・カトリック小学校に通っていた。地元のクラブであるリヴァプールFCがサマーキャンプを開催しており、当時6歳の彼が通っていた小学校も招待先の1つだったことからキャンプに参加すると、アカデミーのコーチであるイアン・バリガンによってリヴァプールへ入団をするチャンスを得ている。そうして週に2~3回程度のトレーニングを始めていき、その後ペップ・リンダースの下でU-16、U-18チームのキャプテンとして評価を高めていく。また、2015-2016年シーズンのトップチームのプレシーズンキャンプにも帯同をした。
こうしたパフォーマンスが評価されると、2016-2017年シーズンのEFLカップ、トッテナム戦にてトップデビュー。デビューから2週間後にはケヴィン・スチュアート、ベン・ウッドバーンと共にリバプールとの新たな長期契約を結んだことが発表された。そしてリーグ戦 第16節ミドルズブラとの試合にてプレミアリーグデビューを果たしている。またリーグデビュー2戦目となるマンチェスター・ユナイテッドとの大一番ではスターティングメンバーに大抜擢されると、その試合においてフル出場を果たした。このシーズンの彼はトップチームにおいて12試合への出場をし、シーズンを終えている。
2017-2018年シーズンでは、開幕前に新たな契約を交わすと、チャンピオンズリーグの予選であるTSGホッフェンハイムとの試合においてフリーキックを決め、トップチームでの初得点を挙げた。リーグ戦では開幕戦からスターティングメンバー+フル出場をし、ジョー・ゴメスとの代り代りで起用されながら、出場をした試合では主にフル出場となるなどチームの主力へと成長をしている。また、リヴァプールの大躍進となったチャンピオンズリーグでは、準々決勝~決勝までのすべての試合においてスターティングメンバーとして名を連ねるなどチームの準優勝に貢献した。また、決勝戦であるレアル・マドリードとの試合では、リヴァプールの選手として最年少での決勝戦出場となった。
2018-2019年シーズン、昨シーズンの敗北を糧にさらなる進化を目論むリヴァプールにおいて重要なパーツとして、さらなる成長が期待できそうだ。
代表歴
イングランドU-15を始め、各世代別代表に招集されているエリートであり、2018年6月のコスタリカとの親善試合で初招集されデビューを果たしている。また、直前でのデビューとなりながらも、ワールドカップのメンバーにサプライズ選出をされ、グループリーグのベルギー戦ではスターティングメンバーとして出場をした。
移籍の噂
リヴァプールとの契約は2021年までとなっており、2017-2018年シーズンに充実した内容を過ごしたことで、移籍への関心は低いものだと思われる。6歳から所属しているクラブなだけに忠誠心は相当高いだろう。
プレースタイル
攻撃的なサイドバックであり、足下の技術にも秀でたプレーヤー。サイドバックながら、プレースキッカーも務めるなど彼から放たれるボールの質は、ロングパス、クロスともに正確無比だ。