ティモシー・フォス=メンサー

選手紹介
名前ティモシー・フォス=メンサー(Timothy Fosu-Mensah)
生年月日1998年1月2日
国籍/出身オランダアムステルダム)
身長190cm
ポジションRB/CB
所属マンチェスター・ユナイテッド

未知数の可能性を秘めたオランダの大器

プレー動画          

 

経歴             

ガーナ人の両親の下、オランダのアムステルダムで生まれている。彼の兄弟もまたサッカー選手であり、4歳年上の兄アルフォンソはウェールズのランディドノーFCでプレーをしている。3歳年下の弟パウルも昨年までアヤックスのアカデミーでプレーしていた。

キャリアをスタートさせたのはアムステルダムにあるAVVゼーブルヒアというクラブであり、そこ約1年間を過ごした彼は2006年よりアヤックスの下部組織へと加入をしている。アヤックスではO8からO17までのカテゴリをプレーしていた彼だが、マンチェスター・ユナイテッドからの関心が伝えられると、そのままイングランドへと旅立っている。

ユナイテッドに加入後2年目となる2015-2016年シーズン、プレミアリーグ2(U-21~U-23相当)で17歳ながらチームに欠かせない存在となっていた彼はトップチームに帯同する機会を増やしていく。すると、プレミアリーグ第27節のアーセナルとの試合でマルコス・ロホに代わりトップデビューを飾っている。その後も出場機会を増やしていった彼は、第32節のエヴァートンを相手に初アシストを記録するなどトップチームでは同シーズンを10試合に出場し1アシストで終えている。

2016-2017年シーズンもトップチームに属するものの、出場機会は限られておりリーグ戦では4試合、シーズン全体で見ても11試合(323分)の出場のみでありフラストレーションが溜まるシーズンとなっている。

2017-2018年シーズンは出場機会を求め、クリスタル・パレスに期限付きで加入。当時の指揮官はかつてアヤックスのアカデミー時代に彼を教えていたフランク・デ・ブールであり、再会。ハダースフィールドとの開幕戦でスターティングメンバーに名を連ねるなど非常に重宝されており、第2節から第6節までの5試合はフル出場を果たすなどようやく目が出るかと期待されていたが、チームとしては開幕から7連敗という非常に厳しいスタートとなってしまった。また、第4節のバーンリー戦から一夜明けるとフランク・デ・ブールが史上最短で解任されるなど厳しい状況に立たされている。開幕の連敗後はベンチに下がる試合も増えていたが、中盤戦からは再度主力に定着。結果的には同シーズンを24試合の出場となっている。

2018-2019年シーズンはヘルタ・ベルリンへの移籍も報じられたが、イングランドに留まり昇格組であるフラムFCに期限付きで加入。フラムでは5節までを消化してるなかで3試合にフル出場をするなど、ここでも出場機会は得られそうだ。守備の人材不足に悩むユナイテッドの救世主になるよう成長が期待されている。

代表歴            

U-15からオランダの世代別代表へは招集を受けており多くの出場を果たしている。当時、ユナイテッドでは7試合の出場のみであった彼だが、ワールドカップ予選のイタリア代表との試合でフル代表デビューも飾っている。

移籍の噂           

ユナイテッドとの契約は2020年夏までとなっており、今シーズンのフラムから戻ってきたタイミングでは残り1年間の契約となる。フラムでのパフォーマンスに左右されるところが大きいため、まだ見守る必要があるだろう。

プレースタイル        

190cmという恵まれたフィジカルを武器に力強い守備に定評がある。中でも2017年12月31日に行われた首位マンチェスター・シティとの試合では圧巻のパフォーマンスであり、マッチアップをしたレロイ・サネを終始抑えるなど、シティの攻撃陣を相手に無失点。大きく評価を高める試合となった。

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