名前 | サム・セバガボ(Sam Sebagabo) |
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生年月日 | 2005年9月14日 |
国籍/出身 | オランダ(デールネン) |
身長 | 1??cm |
ポジション | CMF |
所属 | ダービー・カウンティ |
※サムエル・セバガボとも表記されるだろう
イングランドで花開いたダービーの約束された逸材
プレー動画
経歴
■2005-2020年(幼年期~ダービー・カウンティ)
オランダ・北ブラバント州の町であるデールネンにて育っており、2015年からイギリスに移住してきた家族ヒストリーを持っている少年だ。オランダではいくつかの地域クラブでプレーしていたが、アヤックスやフェイエノールトといった大きなクラブからの声はかからなかったという。イギリスに引っ越してからの2年間もサッカーをすることはなかったが、父にイギリスでの最初のクラブを見つけるようお願いすると、2017年9月にレスター・シティの下部組織に加入している。
レスター・シティでのトップチーム昇格に向け励んでいた彼であったが、2年のブランクがあったこともあり半年で退団。しかし、その才能を評価していたダービー・カウンティにスカウトされると、6週間のテストを経て2018年4月に正式加入を果たしている。そこからの飛躍は止まらず1年後の2019年4月に奨学金契約に署名すると、2020年9月に行われたU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)開幕節となるサンダーランド戦では14歳ながらU18カテゴリでデビュー。15歳の誕生日を2日後に控えるなかでのデビューであったが、その後も出場機会を与えられており飛び級でのプレーに手応えを感じ始めている。
代表歴
ダービー・カウンティに加入するまで無名に等しい存在であったが、ここでの活躍によってオランダサッカー協会(KNVB)からU15・U16代表に選出されることを期待しているところだ。そのため、10歳から住んでいるイングランドへ将来的に衣替えすることはなさそうだ。
移籍の噂
16歳になるまでの奨学金契約を締結しており、2021年9月に新たな契約を結ぶことが予想されている。彼自身としては、過去に評価されなかったことがある事実などから移籍についてはドライな姿勢を見せており、クラブを変えることについては否定的ではない。
プレースタイル
かつてはストライカーを本職としていたが現在は中盤を主戦場としており、サイドハーフやトップ下、守備的なミッドフィールダーでもプレーできるなど幅広いユーティリティ性を持っているボックストゥボックスの選手だ。ただ、好きなポジションがないと語っているため器用貧乏にならないかに不安が持たれている。これまでの経歴から天才的なプレーヤーとは比較できない存在であるが、15歳とは思えない広い視野とパスセンス、冷静沈着な状況判断能力などは天才と言っても過言ではないだろう。本人はアブ・ディアビとアブドゥライェ・ドゥクレに近いと分析している。