名前 | ライアン・セセニョン(Ryan Sessegnon) |
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生年月日 | 2000年5月18日 |
国籍/出身 | イングランド(ローハンプトン) |
身長 | 178cm |
ポジション | LMF |
所属 | フラムFC |
昇格組のフラムを牽引する2部リーグ育ちの新星
プレー動画
経歴
ロンドンのローハンプトンにて双子の兄弟であるスティーブンと共に生を受けた。スティーブンもフラムでプレーするプロサッカー選手であり、兄クリスもまたノンリーグのマーゲートFCでプレーする選手だ。そして遠い従兄弟にはベナン代表のステファン・セセニョンがいるなど、サッカーの才能に溢れた家庭にて育っている。
そんな彼は2008年よりフラムのアカデミーへ入団している生粋のフラム産であり、各年代のチームでプレーをしてきた。そのようなユース時代を約8年間過ごした彼は、2016-2017年シーズンのEFLカップ、レイトン・オリエントとの試合にてトップチームデビューを果たしている。その時の彼の年齢は16歳81日と周囲を驚かせた。
また、同シーズンはカップ戦のみならず、チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)において第3節のリーズ戦でデビューを果たすと、翌節のカーディフとの試合で初得点を記録している。この時のゴールはイングランド国内のプロリーグにおいて2000年以降に生まれた選手として初の得点であることと、チャンピオンシップでの最年少得点記録として刻まれた。結果的にリーグ戦では25試合に出場し、5得点3アシストを記録するなどデビューイヤーとしては申し分ない出来栄えとなった。
2017-2018年シーズンに入ると、チーム内にて不動の地位を確立し、46試合もあるリーグ戦において全試合に出場を果たしている。また15得点を記録しており、チームのリーグ3位の順位に大きく貢献した。こうして臨んだ2回目の昇格プレーオフでは、ダービーとの試合で得点を決めるなど、チームを牽引しフラムは4年ぶりのプレミアリーグ昇格を果たしている。シーズンを終えた彼に対してはチャンピオンシップの年間ベストイレブンに選出されるなど著しい評価を得ることとなった。
2018-2019年シーズン、昇格組としてプレミアリーグに参戦したフラム。積極的な補強を行うなかで、彼のトップリーグでの挑戦が始まる。
代表歴
イングランドU-16、U-17、U-19を経て、現在はU-21代表でプレーをしている。U-19時代には2017 U-19欧州選手権においてチームの優勝に貢献した。
移籍の噂
2016-2017年シーズンの終了後、プレミアリーグのクラブに加え、バイエルン・ミュンヘンやRBライプツィヒなどからの関心が伝えられたが、2017年6月にフラムとの2020年までのプロ契約を締結した。フラムが昇格を果たしたこともあり、2018-2019年シーズンは挑戦の年となり、本当の市場価値が判明するだろう。フラムに居続けるような選手ではないため、次の新天地にどのクラブを選ぶのかに注目だ。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2019-20 | トッテナム | 2700万ユーロ |
2020-21 | ホッフェンハイム | on loan |
プレースタイル
左サイドを主戦場とし、サイドバックからウィンガーまで幅広く器用に応える選手だ。身体の使い方が上手く、サイド突破からゴールを演出しつつ、自身でも得点を狙える決定力を持つ。同じく、左サイドを主戦場としていたガレス・ベイルにも例えられている逸材だ。