名前 | ロベルト・ロペス(Roberto López) |
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生年月日 | 2000年4月24日 |
国籍/出身 | スペイン(サラゴサ) |
身長 | 179cm |
ポジション | AMF |
所属 | レアル・ソシエダ |
ズビエタが誇るエレガントな古典的クラッキ
プレー動画
経歴
■ 2000年-2018年(幼年期~レアル・ソシエダ)
多くの選手を輩出したスペイン・アラゴン州の都市 サラゴサ に生まれると、 5歳の頃より地元の公立学校であるCEIP Hilarión Gimenoでフットサルを始めていた。当時から才能に満ちた存在であり、サラゴサのいくつかのクラブからの注目を集めると、すぐにレアル・サラゴサに最も選手を送り出した育成クラブとして知られるUDアミスタッドに加入。UDアミスタッドではサラゴサ県のアレビン(11歳~12歳の世代)において最優秀選手に選ばれるなど、アスレティック(ビルバオ)やビジャレアル、レアル・ソシエダ、リヴァプールの国内外の名高いクラブからの関心を持たれるようになっていた。
多くのクラブから魅力的な関心が伝えられる中、最初にレサマ(アスレティックの下部組織)で自身を試すも、彼が主戦場するポジションには多くのプレーヤーがひしめき合う状況であったことから入団には至らず、リヴァプールとビジャレアルにも諸々の事情もあり交渉に進展することはなかった。こうした状況下で、彼を本当に望んでいたのはレアル・ソシエダであり、彼もまた施設に感銘を受けて、15歳よりレアル・ソシエダの一員となっている。
2017-2018年シーズンの間は、まだ年齢的には若かったものの、一般的にクラブのユースセクター(17歳~20歳)を経た選手が在籍するレアル・ソシエダC(Cチーム)に加わり、大人に混じりながらシニアデビュー飾ると、1年後にはサンセ(レアル・ソシエダBの愛称)に昇格することが発表され、併せてソシエダとの2022年までの新たな契約を結ぶこととなった。
■ 2018-2019年(レアル・ソシエダ)
同シーズンよりサンセに昇格すると、 セグンダB(スペイン3部)第1節のラシン・サンタンデール戦で開幕デビューを果たすなど、サンセの主力に定着するまでにそう時間は掛からなかった。第11節のSDアモレビエタ戦での初ゴールを含む、23試合で7得点(2019年3月現在)を3部リーグながら18歳で記録しており、トップチームへの昇格も噂されるようになった。そして念願の日は訪れ、2019年1月14日のラ・リーガ(スペイン1部)第19節 RCDエスパニョール戦で後半17分にルカ・サンガリに代わってトップチームを飾っている。まずはトップチームに定着することから始まるだろう。
代表歴
スペインU18~U19として現在はプレーしている。
移籍の噂
ソシエダに移籍前には前述の通り多くの関心を集めていたが、現在は目立った移籍の噂は報じられていない。2018年の12月には新たにソシエダとの契約期間を2025年6月末までに再延長していることからも簡単に触手を伸ばせない状況下にあるだろう。
プレースタイル
トップ下を主戦場とする生粋のプレーメーカーであり、左足の技術は超越したものを持っている。常に周りを見ながら自由なインスピレーションの下で意外性のあるプレーを見せるその姿は古典的な選手に例えられ、中でもジネディーヌ・ジダンを彷彿させる存在だ。