名前 | ラドスワフ・マイェツキ(Radosław Majecki) |
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生年月日 | 1999年11月16日 |
国籍/出身 | ポーランド(スタラホビツェ) |
身長 | 193cm |
ポジション | GK |
所属 | レギア・ワルシャワ |
※ラドスラフ・マイェツキ、ラドスラヴ・マイェツキの表記も考えられる
ポーランド・ブランドを継承する新たな守護神候補
プレー動画
経歴
■ 1999-2014年(幼年期~ MKS KSZO Junior)
ポーランド南部の工業都市スタラホビツェに生まれた彼は、幼い頃からゴールキーパーを好んでおり、門やフェンスなどをゴールに見立てて、兄弟であるロベルトが蹴ったボールを止めていたと回想する。そんな彼はアルカ・パブウフという4部リーグに位置するクラブのアカデミーで最初のキャリアをスタートさせると、2011年からはMKS KSZO Juniorにて更に専門的なゴールキーパーとしてのトレーニングを受けることとなった。その頃から親元を離れ、宿舎に住んでおり一見自由な時間が多くなると思われているが、彼自身は当時を「サッカーと同じぐらい勉強が重要だった」と振り返り、自身の人間形成に大きく関与したと語る。そして2014年にヴロツワフで開催された選手権大会でMKS KSZO Juniorが優勝を果たすと、彼は同大会における最優秀ゴールキーパーに輝いた。そして、ワルシャワの大会に招待されると、そこで初めてレギア・ワルシャワと接触、後にこの試合はレギア・ワルシャワ側のテストとしての意味合いもあったことが判明している。
■ 2014-2018年(レギア・ワルシャワ~スタル・ミェレツ)
晴れてレギア・ワルシャワに入団を果たした彼は、レギア・ワルシャワU19に配属。15-16シーズンはU19としてU-19リーグやUEFAユースリーグでの経験を積んでおり、リーグ戦では決勝ラウンドでレフ・ポズナンU19やポゴニ・シュチェチンU19を下してリーグ制覇に貢献した。16-17シーズンからはU19での活躍が評価され、レギア・ワルシャワⅡ(リザーブ)に昇格すると、3.Liga(4部リーグ)でプレーする中、時折トップチームにも招集を受けベンチ入りを果たす。ただ、トップチームにはベテランの主将アルカディウシュ・マラジュが不動のポジションを築いているなど、第3GKとしての立ち位置であった。そのため出場機会を得るために、17-18シーズンは1.Liga(2部リーグ)のスタル・ミェレツに期限付きで加入すると、18歳ながらレギュラーの座を奪い、リーグ戦では32試合に出場している。
■2018-2019年(レギア・ワルシャワ)
レギア・ワルシャワに戻った彼だったが、シーズン序盤はマラジュの起用が続いており出番は得られていなかった。 しかし、第14節のグルーニク・ザブジェ戦で初めてトップチームデビューを飾ると、同試合を無失点で終えて信頼を得ると、その後はレギュラーに定着し、マラジュからのポジションを奪った。12試合で9失点と1試合平均失点数で「1」を下回るだけに、世代交代だけに向けた出場ではないことを実力で証明している。
代表歴
2014年からポーランドU16に招集されたことを皮切りに、U17~U20までの世代別代表としてプレーをしている。
移籍の噂
復帰したレギア・ワルシャワで充実したシーズンを過ごしている彼には、アーセナルを始めとするヨーロッパの主要クラブからの関心が伝えられている。 その背景としては、レギア・ワルシャワが陥っている経営難が関連しているとされ、現金を必要とするクラブ事情から売却に応じるのではないかということだ。そんなレギア・ワルシャワとの契約期間は2023年6月末までとなっている。
プレースタイル
既にボルツ、シュチェスニー、ファビアンスキのポーランドが誇るゴールキーパーブランドを継承する選手として高い評価が付けられており、レギア・ワルシャワで最高のゴールキーパーになることが確約されていると言われる程だ。