名前 | ペドロ・ルーカス(Pedro Lucas) |
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生年月日 | 2002年7月26日 |
国籍/出身 | ブラジル(バイショ・グァンドゥ) |
身長 | 1??cm |
ポジション | CMF/AMF |
所属 | グレミオ |
わずか9歳でロナウドの目に留まったグレミオ期待の司令塔
プレー動画
経歴
■ 2002-2013年(幼年期)
ペドリーニョの愛称でも親しまれる彼は、ブラジル南東部のエスピリトサント州にあるバイショ・グァンドゥで生まれている。彼の名前が一躍有名になったのは2011年、父が9歳の息子の成長を記録した1本の動画をインターネット上に投稿したことがきっかけであった。9歳とは思えないような卓越したドリブルスキルで同年代の選手を翻弄する姿が話題となり、フェノーメノ(怪物)こと ロナウド からスペインに招待されたのだ。スペインおよびレアル・マドリードでは1週間の滞在期間ながら彼を高く評価していたもの、9歳という若さから契約は結ぶことはなくブラジルに戻っている。この出来事からロナウドのことを「ゴッドファーザー」と慕い、その名が知れ渡るとブラジル国内からはインテルナシオナル、クルゼイロ、サントスからの興味を持たれるようになっていた。
■ 2014-2019年(グレミオ)
多くの選択肢を持っていた彼が選択したクラブは、ロナウドとは深い関連性はないグレミオであり、実業家のホルヘ・マチャドが仲介に入って12歳の頃より入団した(ホルヘ・マチャドが彼の担当についたことにより、これまでロナウドの秘書を通して送られていた新年の挨拶メッセージは止まり、ロナウドとの関係性も失ったとされている)。グレミオの本拠地であるポルト・アレグレに家族(母が常駐、父は半月に1度)で移り住み、グレミオのユースセクターで順調な成長を遂げた彼は、2018年8月にグレミオとの最初のプロ契約を締結している。
代表歴
具体的な理由は不明だが、彼の世代が対象となる2019年U-17南米選手権には招集を受けていない。
移籍の噂
2018年8月に締結したグレミオとの最初のプロ契約では、2021年までの期間となり、違約金として4000万ユーロが設定されている。また、さらに2年間の更新オプションも付与しているなどグレミオでトップデビューを飾る準備が整えられた。現在は、かつて滞在していたレアル・マドリードではなく最大のライバルであるFCバルセロナが高い関心を示しており、獲得できる権利を希望していると伝えられている。
プレースタイル
彼のポジションは生粋のストライカーであるロナウドとは異なる、中央を得意ポジションとするミッドフィールダーだ。左の利き足を活かしたパスセンスは圧巻であり、多くのチャンスメイクで得点を演出する。幼年期から得意とするドリブルのセンスも一級品であり、洗練されたテクニックは既に16歳の領域を超えていると賞賛された。いかにもバルセロナ好みのプレーヤーと言えるだろう。