名前 | ヌーノ・メンデス(Nuno Mendes) |
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生年月日 | 2002年6月19日 |
国籍/出身 | ポルトガル |
身長 | 184cm |
ポジション | LSB/LMF |
所属 | スポルティングCP |
チャンスを活かしているスポルティングの新たな宝石
プレー動画
経歴
■2002-2020年(スポルティング)
9歳の頃よりアマチュアクラブのFCデスペルタルにてキャリアを始めた彼は、わずか1年間のプレーながら才能を開花させると、10歳からスポルティングCPの下部組織に入団するような逸材であった。そして現在に至るまでアルコシェテから離れることもなく、順調に昇格を重ねながら2018/2019シーズンにはスポルティングU17としてNacional Juniores B(ポルトガルU17リーグ)での優勝に大きく貢献している。
2019年7月にはマルセル・カイザーによってトップチームのトレーニングにジョエルソン・フェルナンデスと共に参加すると、同シーズンはスポルティングU23としてリーガ・レヴェラサォン(ポルトガルU23リーグ)に昇格、スポルティングU23では開幕10連勝の立役者としてチームの中心選手となっていた。
新型コロナウイルス感染症の影響から再開を迎えたリーグ戦において、2020年6月12日に行なわれたリーガNOS(ポルトガル1部)第26節のパソス・デ・フェレイラ戦では初めて招集メンバーに名を連ねると、同試合では後半27分にマルコス・アクーニャとの途中交代にてトップデビューを飾っている。第27節のCDトンデーラ戦ではマルコス・アクーニャの負傷に伴いスターティングメンバーにてフル出場を果たし、見事に代役を務め上げたことで評価を急上昇させた。
代表歴
エミリオ・ペイシェが率いるポルトガルU16~U18にはそれぞれ飛び級にて選出されているが、主要大会でのプレー歴は持っていない。現在はフィリペ・ラモスが指導するポルトガルU19にてプレー中だ。カーボヴェルデにもルーツを持っている。
移籍の噂
2020年6月19日にスポルティングとの契約を2025年6月末までに延長したばかりだが、マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールは彼を1000万ポンド程度の金額で獲得に乗り出していることが報じられた。ただ、スポルティングとの契約延長の際に、4500万ユーロ(4000万ポンド)のバイアウト条項が設定されていることから金額面では差が見られているところだ。トップチームでの出場を重ねているだけに現時点では残留の線が濃厚だろう。彼の代理人はブルーノ・フェルナンデスやジェドソン・フェルナンデスをクライアントに持つミゲル・ピーニョが務めている。
プレースタイル
優れた左足のスキルと184cmの物理的な強さを持っている左サイドバックであり、必要なスキルをすべて兼ね備えているアルコシェテ産の完成品だ。トップチームでは新指揮官であるルベン・アモリムが3-4-3のフォーメーションを採用していることもあり、新たな一面を見せ始めている。参考にしている選手としてはダヴィド・アラバとマルセロの名前を挙げており、Youtubeで彼らのプレー動画を見ているそうだ。