名前 | ムサ・ディアビ(Moussa Diaby) |
---|---|
生年月日 | 1999年7月7日 |
国籍/出身 | フランス(パリ) |
身長 | 170cm |
ポジション | RWG |
所属 | パリSG → レヴァークーゼン |
トゥヘルからの信頼を勝ち取り活躍を残すフランスの新鋭
プレー動画
経歴
1999-2018年(幼少期~FCクロトーネ)
西アフリカのマリにルーツを持っている彼は、フランスの首都パリにて誕生。2009年から”Espérance Paris 19ème”というクラブにキャリアをスタートさせると、小さな身長ながら輝くを放つ彼には既に多くのプロクラブからの関心を集めており、後に加入することとなるパリ・サンジェルマンもその一つであった。2013年にパリ・サンジェルマンへの加入後も、自身の原点ともなった”Espérance Paris 19ème”へはプロとして活躍する今も足繁く通っており、多くの友人に囲まることに幸福を感じていると語る。パリ・サンジェルマンのユースでは2016年にU-17 PSGの一員としてU-17リーグのチャンピオンに輝くなど着実に成長をしており、2017年9月には18歳でパリ・サンジェルマンとの最初のプロ契約を締結。しかし、プロ契約後の17-18シーズンは当時ウナイ・エメリが率いていたトップチームでの出場機会はなく、冬の移籍市場でイタリア・セリエAのFCクロトーネにローン加入で挑戦することを決断した。クロトーネでもプリマヴェーラ2B(U-19)で当初はプレーをしていたが、2018年4月のジェノアCFCとの試合でプロデビューを飾るなど、セリエAの舞台を二度経験した。
2018-2019年(パリ・サンジェルマン)
2018年U-19欧州選手権への出場もあり、パリ・サンジェルマンのプレシーズンに遅れて参加した彼であったが、アトレティコ・マドリードとの試合で得点を挙げるなど自身の価値をアピールしていた。その事もあり、当初予定されていたモンペリエHSCやレアル・ソシエダへのローン移籍も、パリ・サンジェルマンの新たな監督に就任したトーマス・トゥヘルの説得もあり破断。18-19シーズンのリーグアン開幕戦となったSMカーンとの試合でラサナ・ディアラに代わりデビューを飾るなど、トゥヘルの信頼を勝ち取り現在はリーグ戦11試合で2得点5アシストの記録を残している。
代表歴
2017年からフランスU-19でプレーをしている彼は、2018年U-19欧州選手権のセミファイナルでイタリアU-19に敗れるもチームのベスト4入りに大きく貢献。 2018年9月にはパリ・サンジェルマンでの活躍もあり、ベルナール・ディオメドが率いるフランスU-20に招集受けデビューを飾るなどフランスの次世代を担う存在として注目を集めた。
移籍の噂
前述で記載したように、パリ・サンジェルマンからのローン移籍が度々報じられていたが、トゥヘル新監督の下でトップチームで大きな成長を遂げているため残留の線が妥当だろう。パリ・サンジェルマンとの契約は2020年6月末までとなっている。
プレースタイル
ウィンガーとして優れた技術と1vs1に強いドリブルセンスや、高い身体能力で貴重な戦力として序列を上げている。攻撃的なポテンシャルが目立つ彼であるが、守備意識が高いため守備への貢献度も高い。トゥヘルが求める自身の役割を明確に体現していることから戦術理解度も高く、そのことからも彼が起用され続ける要因だ。