レニー・ヨロ

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名前レニー・ヨロ(Leny Yoro)
生年月日2005年11月13日
国籍/出身フランスサン=モーリス)
身長190cm
ポジションCB
所属LOSC

LOSCが手塩にかけて育て上げたフランスの若き門番

プレー動画

経歴

■2005-2017年(幼年期~VAM)

19世紀フランスのロマン主義を代表する画家、ウジェーヌ・ドラクロワの出生地と知られているヴァル=ド=マルヌ県のサン=モーリスにて彼は誕生した。西アフリカのコートジボワール共和国にもルーツがあり、父親のアラン・ヨロは1980年代にLOSCリールのリザーブチームまで到達した経歴があるなど、父譲りの才能を受け継いでいる。キャリアを始めたのは近隣エリアのアルフォールビルで活動する『UJAアルフォールビル』であり、6歳半からクラブキャリアを開始するも1年後には家族の引っ越しに伴い退団を余儀なくされていた。

彼が7歳となったタイミングで新たに居住を構えたのがベルギーと国境を接する最北部のノール県であり、そのなかでもヴィルヌーヴ=ダスクを本拠地とする『ヴィルヌーヴ=ダスク・メトロポリス(通称:VAM)』に加入。アマチュアクラブにて5年の歳月を過ごした後、ノール県およびフランス北部を代表する名門『LOSC(リール)』に引き抜かれるようにして、11歳より本格的な環境が整備された下部組織での挑戦が始まっている。

■2017-2023年(LOSC)

LOSCの育成プログラムに参加した彼は、U16カテゴリのチームキャプテンを14歳で担うなど優秀な成績を残し続けており、2021/22シーズンには15歳にしてU19カテゴリでの出場機会を得ていた。年が明けた2022年1月には16歳で最初のプロ契約を締結し、LOSCに所属する2005年世代の選手としては一番乗りとなる快挙と共に、LOSCのTOP指揮官であるジョスリン・グヴェベネックによってTOPトレーニングにも参加するような環境を彼は手にしていた。そんなプロ契約後にはフランス全国選手権3(フランス5部)に属するリザーブチームを主戦場としており、16歳にしてユースカテゴリではなく、シニアカテゴリで大人を相手に闘う経験値を積んでいる。

 

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2022年4月にはTOPチームのCBに欠員が出ており、過去にCBでの経験値のある選手を頭数とする選択肢がありながらも、グヴェベネックは16歳の彼をスタッド・ランス戦に帯同させることを選択。リーグ・アン(フランス1部)の舞台で初めてベンチ入りを果たしながらシーズン最終盤をTOPチームにて過ごしていた。出場機会については確約されたものではなかったが、2022年5月のOGCニース戦でアンヘル・ゴメスが負傷したことによってデビューの瞬間が訪れており、16歳6ヶ月1日での出場はエデン・アザールより若いクラブ史上2番目の最年少記録として大きく報じられている。

2022/23シーズンではTOPチームをメインに活動しており、2022年9月に行なわれたFCトゥールーズ戦は初めてスターティングメンバーに名を連ねたほか、90分のフル出場にて勝利に貢献。その後も定期的に出場試合数を重ねながら、プロ2年目では7試合でのフル出場を含めた15試合(902分)の成績を収め市場価値を上昇、17歳で迎えた2023/24シーズン現在では十字靭帯断裂で長期離脱を強いられているチアゴ・ジャロや昨季の主将であったジョゼ・フォンテが退団した穴を埋めるように存在感を増しているところだ。

代表歴

14歳であった2020年6月にはクレールフォンテーヌでのトレーニングに向けたフランスU16(2005年生まれが対象)に選出されており、1年後には15歳の若さでフランスU17でのデビューを飾っている。2023年からはフランスU19に選出されるだけなく、同年9月にはタンギー・クアッシの代表離脱に伴ってティエリ・アンリが率いるフランスU21に追加招集をされるなど、多くの才能がひしめき合うセンターバックの枠を争っているところだ。

 

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移籍の噂

最初のプロ契約にてLOSCとは2025年6月末までの契約期間を残している。若手選手の移籍サイクルが加速している現代において、当然のようにレアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマンといったビッグクラブからの注目を集めていたが、2023年夏のタイミングではトップチームでの経験値を詰める見通しが立っていたLOSCでの残留を選択している。また、彼はLOSCとさらなる契約延長を望んでいるとされ、交渉は近く行なわれるだろう。

プレースタイル

右利きの右CBとしての役割を主戦場としている彼は、190cmという体躯を持ちながらも魅力は空中戦ではなくグラウンドデュエルにあるような選手だ。リーチはあるも細身な部分が目立つため、空中戦での強みを持つためには筋肉量の増加が必要であるが、その体躯とは裏腹に敏捷性のあるような身体の使い方にて長いリーチで深く抉るようなタックルによる回収力に定評がある。

また、自陣ゴールに迫られているようなシーンでも冷静に処理できる知性を兼ね備えているため、ゴール前の要塞として17歳ながら信頼できる安定感を醸し出しており、こうした冷静さはビルドアップ時においてもチームを落ち着かせる役割にも反映されているだろう。ボールをクリアする場面では残すことを若干意識している気概があり、こうした意識によるはっきりしないクリアボールを拾われることもあるなど、年齢相応のミスもあるなど見守る時間も必要だろう。その他の特徴としてシンプルにボールを扱う能力に長けているほか、セットプレーによるゴール期待値の高さ、ユース年代で培ったキャプテンシーなども挙げることができる。

小ネタ

弟のエデン・ヨロもLOSCの下部組織でプレーしている。

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