名前 | モハメド・ターブニ(Mohamed Taabouni) |
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生年月日 | 2002年3月29日 |
国籍/出身 | オランダ(ハールレム) |
身長 | 179cm |
ポジション | CMF/WG |
所属 | AZアルクマール |
AZが誇るオランダを代表する次世代のファンタジスタ
プレー動画
経歴
■ 2002-2018年(幼年期~AZアルクマール)
モロッコ人の家族の中で、オランダは北ホラント州にある基礎自治体(ヘメーンテ)のハールレムに生まれている。地元のオリンピア・ハールレムでキャリアを始めた後、2013年より現在のAZアルクマールに加入。AZのユースセクターでは常に飛び級でのプレーにて順当に成長を果たしており、2016-17シーズンには14歳ながらAZアルクマールのU17チームでデビューを飾るなど期待が寄せられる逸材として語られていた。2017-18シーズンはU17エールディヴィジ(オランダのU17リーグ)におけるプレーから始まると、プライマリ・ラウンド(予選)を含めてU17では21試合に出場し3得点3アシストを記録している。また、同シーズンはAZアルクマールのU19チームでのデビューも飾っており、U19ではカップ戦も含めると8試合に出場を果たすこととなった。2018年7月にはAZアルクマールとの最初のプロ契約を締結している。
■ 2018-2019年(AZアルクマール)
U17での活躍から2018-19シーズンにおけるU19チームへの昇格を勝ち取ると、U19チームでも16歳~17歳ながら主力へと定着し、23試合で5得点3アシストを記録。2018年11月17日には、わずか16歳ながらエールステ・ディヴィジ(オランダ2部)に所属するヨング・AZ(U21)の一員としてヨング・PSV戦でデビューを飾り、第20節のヨング・ユトレヒト戦では初ゴールを記録する活躍を残している。プロ契約を締結した最初のシーズンで期待以上のパフォーマンスを見せることになった。
代表歴
家族はモロッコ人であるが、2017年からオランダU15でプレーしているように世代別代表としてはオランダ代表を選択している。現在はオランダU17として絶対的な存在感を見せ、2019年のU-17欧州選手権の制覇に大きく貢献した。これからのオランダを牽引する存在として間違いなく名前が知れ渡るだろう。
移籍の噂
2018年7月にAZアルクマールとの最初のプロ契約を締結していた彼は、1年後の2019年7月に再度契約延長に合意し、新たに契約期間を2022年6月末までに延長。これらの出来事により移籍に対しては心が揺らいでおらず、契約延長時に語っているようにAZアルクマールのトップチームでのデビューを夢見ている。
プレースタイル
意外性のある卓越した足下の技術とドリブル、広い視野からの正確なラストパス、そして高いシュート技術などサッカーセンスの塊とも言えるような10番タイプのファンタジスタだ。ユースや世代別代表において圧倒的な存在感を放っている彼がトップリーグにてどれほど通用するのかは要注目だろう。2019-20シーズンではPSVのモハメッド・イハッタレンのように突如出場機会が与えられトップチームに定着する可能性も低くはない。