名前 | マトヴェイ・サフォーノフ(Matvey Safonov) |
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生年月日 | 1999年2月25日 |
国籍/出身 | ロシア( クラスノダール) |
身長 | 192cm |
ポジション | GK |
所属 | FKクラスノダール |
クラスノダールに現れたロシアの新世代を代表する守護神
プレー動画
経歴
■ 1999-2018年(幼年期~FKクラスノダール)
彼の父であるエフゲニー・サフォーノフはロシアのバスケットボールクラブ「ロコモティブ・クバン」のユースコーチを務めており、息子である彼はバスケットボールではなくサッカーを自身の道として選んだ過去を持っている。地元のプロクラブであるFKクラスノダールのアカデミーに加わると、最初のコーチであるアレクサンドル・ミハイロヴィチ・ルプツォフの下で順調な成長を育んだ。16歳にしてU21でのプレー歴を持っていた彼は、2016年10月16日にわずか17歳でトップチームでのベンチ入りを果たしている。2017-18シーズンはUEFAユースリーグで国際舞台の経験を積んでいる一方、2017年8月13日のロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)第6節のFCアムカル・ペルミ戦ではトップチームデビューを飾り、デビュー戦ながら1失点に押さえてチームに貢献した。同シーズンにおけるトップチームでの出場はこの1試合のみに留まっている。
■ 2018-2019年(FKクラスノダール)
2018-19シーズンを迎えた彼は、ロシア・ナショナル・フットボールリーグ(ロシア2部)に所属しているFKクラスノダールⅡ(リザーブ)に昇格しており、リザーブチームおいて守護神として定着しているシーズンであった。トップチームにおいても、第20節ロコモティブ・モスクワ戦以降は一度もポジションを譲ることなくシーズン終了まで守護神の座に定着。ヨーロッパリーグの舞台で高いレベルの経験も積んでいる。そんなトップチームで出場した21試合のうち、8試合でクリーンシートを達成するなど質の高さを見せてくれた。
代表歴
2014年からロシアU15に招集されたのを皮切りに、常にロシアの世代別代表では「1番」を着用するなど守護神として多くの経験を積んでいる。U16~U18でチームキャプテンを務めた後、現在はロシアU21として着実にステップアップ中だ。
移籍の噂
ロシアでも有数のゴールキーパーである彼に対してはフィオレンティーナが高い関心を示していると伝えられ、彼自身もフィオレンティーナが好きであると言われているが信憑性は定かではない。FKクラスノダールとは2023年6月末までの長期契約を結んでいることや、一足先に2019-20シーズンの開幕を迎えたクラブにおいて開幕ゴールキーパーを務めるなど残留の線が高いだろう。
プレースタイル
192cmの申し分ないフィジカルを活かしたセービングが特徴的であり、長い手足と優れた反射神経を活かした守備範囲の広いプレーで幾つものピンチからチームを救っている。まだ20歳と若いことからもゴールキーパーとしての伸び代は計り知れず、経験を積んでいくことでトッププレーヤーの仲間入りをするはずだ。