名前 | マッテオ・グエンドウジ(Mattéo Guendouzi) |
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生年月日 | 1999年4月14日 |
国籍/出身 | フランス(ポワシー) |
身長 | 185cm |
ポジション | CMF |
所属 | アーセナルFC |
※マテオ・ゲンドゥージ、マッテオ・グエンドゥジの表記も見られる
ウナイ・エメリに愛され起用に応える期待の逸材
プレー動画
経歴
父がモロッコ人である彼は、フランスのポワシーにて誕生をしている。 キャリアのスタートは意外にもパリ・サンジェルマンのアカデミーであり、2005年から2014年までの長い期間をそこで過ごしている。パリSG U-17を経て、2014年夏にFCロリアンにフリートランスファーで加入をすると2014-2015年シーズンをU-19、2015-2016年シーズンをBチームにて過ごした。
2016-2017年シーズンからは、若干17歳ながらトップチームへと昇格を果たしており、第9節のFCナントとの試合においてリーグアンデビューを飾っている。しかしながらクラブはリーグ戦で18位に沈んでおり、入れ替え戦の末、リーグドゥに降格をする結果となってしまった。
2017-2018年シーズンは、クラブがリーグ・ドゥに降格したこともあり、出場機会を増やすことになる。開幕戦のUSクヴィイーとの試合で先発出場をすると、リーグ戦では18試合へ出場をしている。同シーズンで経験を積み、評価を高めた彼は、2018年7月11日にイングランドのアーセナルへと移籍。移籍金は非公開であるが、約800万ユーロでの獲得であったと報じられている。
監督であるウナイ・エメリは彼を非常に高く評価をしており、プレシーズンマッチであるインターナショナル・チャンピオンズ・カップ2018(ICC)で抜擢をするだけなく、2018-2019年シーズンの開幕から5試合連続で先発起用をしている。やや守備の面に不安が残るものの、その類まれな才能から経験を重ねることで良くなっていくだろう。
代表歴
フランスU-18より世代別代表のキャリアをスタートさせており、現在はU-19、U-20でのプレーとなっている。前述の通り父親がモロッコ人であるため、フル代表としてモロッコを選択できることから彼の選択に注目が集まっている。
移籍の噂
アーセナルとの契約は2022年夏までとなっており、加入したばかりのため移籍は考えづらいだろう。少なくともウナイ・エメリが監督である間は出場機会に恵まれるため可能性は少ない。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | ヘルタ・ベルリン | on loan |
プレースタイル
アンカーに近い位置でパスを捌いていくバランサーとして長けた選手だ。広い視野を持ち、攻撃の面では効果的なパスを連発し貢献しているが、ミスも多い。185cmという身長を持っているものの、まだプレミアリーグ特有のフィジカルコンタクトで負けることも見られるため改善が必要だろう。エメリの下で経験を積めば積むほど大きな成長に繋がるはずだ。