名前 | マルセロ・モラレス(Marcelo Morales) |
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生年月日 | 2003年6月6日 |
国籍/出身 | チリ(サン・ミゲル) |
身長 | 177cm |
ポジション | LSB |
所属 | ウニベルシダ・デ・チリ |
チリの名門から輩出されたサイドバックの新星
プレー動画
経歴
■2003-2022年(幼年期~ウニベルシダ・デ・チリ)
南米大陸の西海岸に沿った形が特徴的なチリ共和国。そんなチリの首都にあたるサンティアゴ市内の南に位置するサン・ミゲルにてマルセロ・モラレス・スアレスは誕生した。現在も所属している名門ウニベルシダ・デ・チリには8歳から在籍しており、キャリアの多くを同クラブにて捧げている。
ウニベルシダ・デ・チリU17でプレーしていた2020年夏頃からトップトレーニングに呼ばれるようになると、2020年10月29日に行われたプリメーラ・ディビシオン(チリ1部)第17節となるウニベルシダ・デ・コンセプシオン戦にてデビューを達成した。2020年シーズンはこの1試合の出場であったが、2021年シーズンからは指揮官のラファエル・ドゥダメルによって左サイドバックのファーストチョイスとなり27試合に出場。2回のレッドカードにて退場処分を受ける姿も見られ、個人成績として3つのアシストを記録しているが、クラブはリーグを11位で終える不名誉なシーズンとなってる。それでも、17~18歳の少年が主力に定着したことはクラブの未来を感じさせる嬉しい出来事であった。
代表歴
2019年2月にチリU17としてスポーツ・フォア・トゥモロー2019に出場しているが、1つ上の2002年生まれを中心とした2019年3月からのU17南米選手権は落選。それでも2021年11月には18歳ながらチリU20に招集されるなど飛び級にて世代別代表をプレーしている。
移籍の噂
ウニベルシダ・デ・チリとは2021年6月にて最初のプロ契約に署名しており、2024年12月末までの契約期間を残している。現時点では具体的な移籍の噂も報じられていないが、これから市場価値が上昇していくことは当然だろう。キャリアプランとしてはイタリアやブラジル、スペインなどが有力だ。
プレースタイル
左サイドバックを主戦場とするディフェンダーであり、軌道を使い分けた精確なクロスとそれ以上に可能性を感じさせるようなパスセンスは魅力的だ。そのためオフェンシブなシーンでは起点となるような存在であり、18歳とは思えない完成度を持っているだろう。本職の守備についてはアグレッシヴに球際を戦う姿が印象に残るが、こうした際どいプレーによって警告や退場処分を提示されることも多い。身長は177cmとなり空中戦に優位性を持っていないことからもフィジカル面の強化は必要不可欠だ。