名前 | ルイス・エンリケ(Luis Henrique) |
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生年月日 | 2001年12月14日 |
国籍/出身 | ブラジル(ジョアンペソア) |
身長 | 181cm |
ポジション | WG |
所属 | ボタフォゴ |
ヨーロッパからの関心を集めるボタフォゴの新星
プレー動画
経歴
■2001-2018年(幼年期~TAC)
彼はブラジル・パライバ州のジョアンペソアに生まれており、同じくパライバ州の人口3万人未満のソラネアにて幼年期を過ごしている。弟のペドロ・アウグスト(2004)と共に父親のロナウドが務めている「Livro na Mão, Bola no Pé」にてキャリアを始めながら、14歳からの2年間はブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州のトレス・パソス・アトレチコ・クルーベ(以下、TAC)の下部組織にて過ごしていた。TACではインテルナシオナウのトレーニングにも参加していたが、TACとボタフォゴFRがパートナーシップ契約を交わしていたこともあり2018年10月より現在のボタフォゴに加入している。
■2018-2020年(ボタフォゴ)
地元のソラネアからボタフォゴの本拠地であるリオデジャネイロまでには2,300km以上の距離があり、彼も年に2回程度しか帰ることができない生活を強いられていたという。ボタフォゴには弟のペドロ・アウグストも一緒に在籍していたことでホームシックは緩和され、加入から2ヶ月後の2018年12月にはボタフォゴU20としてグレミオU20を相手に初得点を挙げるなど16歳の少年は順調なスタートを切っていた。
2019年シーズンから正式にボタフォゴU20に昇格し、U20カテゴリでは34試合・5得点を記録すると2019年12月4日にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロを相手にトップデビューを飾り、翌節のセアラSC戦では先制点をアシストするなど17歳としての集大成を見せている。2020年シーズンはカンピオナート・カリオカやコパ・ド・ブラジルで出場機会を重ね、レギュラーポジションを確立した。
代表歴
世代別代表でのキャリアは不明。おそらく招集歴がない。
移籍の噂
TACの所属時にはドイツでバイエルン・ミュンヘンのトレーニングに参加した経歴を持ち、契約には至っていないがバイエルンからは高い評価を得ていたという。ヨーロッパでの挑戦も時間の問題とされており、ユヴェントスやベンフィカ、イングランドからはウルヴスとレスターが2020年夏での獲得に向けて接触を図っていると報じられた。ボタフォゴとは2020年12月末までの契約を更新しており、違約金として3,000万ユーロが設定されているがポテンシャルを加味するならば誠意を持ったクラブが支払うことだろう。そんな彼の仲介にはジョルジュ・メンデスが携わっていることも一部では報じられた。そして彼はFCバルセロナ入りを夢見ている。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | マルセイユ | 1200万ユーロ |
プレースタイル
右利きの彼はボタフォゴのウィングを担っている。縦への推進力と加速力に定評があり、トップスピードでのドリブルにおいても吸い付くようなタッチで交わしていき、そこからのフィニッシュまたはラストパスを供給することが得意パターンだ。持ち前の速さで裏のスペースに抜け出すことも見られ、決定力がさらに向上するならば素晴らしいプレーヤーになることだろう。