名前 | リエル・アバダ(Liel Abada) |
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生年月日 | 2001年10月3日 |
国籍/出身 | イスラエル(ペタク・チクヴァ) |
身長 | 168cm |
ポジション | RWG |
所属 | マッカビ・ペタク・チクヴァ |
※リエル・アベダとも表記されるだろう
イスラエル2部でブレイクした次なるソロモン
プレー動画
経歴
■2001-2014年(幼年期~ハポエル・ペタク・チクヴァ)
イスラエルの中央地区に位置するペタク・チクヴァにて育った彼は、ハポエル・ペタク・チクヴァの下部組織にて初期のキャリアを過ごしていた。同クラブでは有望な選手として将来に期待が集まっていたが、13歳の頃に金銭的な争いが両親とクラブ間で繰り広げられたことで、2014年よりライバルクラブとなるマッカビ・ペタク・チクヴァに移籍した過去を持っている。
■2014-2020年(マッカビ・ペタク・チクヴァ)
マッカビ・ペタク・チクヴァではユースカテゴリにおいて22得点/U14、21得点/U15、36得点/U16、15得点/U17、12得点/U19の優秀な成績で順調にステップアップしており、2019年1月19日に行われたLigat Ha’Al(イスラエル1部)第19節のハポエル・ベエルシェバFC戦において17歳でのトップデビューを飾っている。2019/2020シーズンからはLiga Leumit(イスラエル2部)に降格したトップチームに正式昇格すると、2部リーグということもあり開幕節から出場を重ね、リーグ戦では29試合で7得点/4アシストの好成績と2部リーグの優勝(1部昇格)に大きく貢献した。
代表歴
イスラエルの世代別代表では飛び級にて選出されており、U17欧州選手権やU19欧州選手権の主要大会でチームの要となっている。
移籍の噂
ヨーロッパからはマンチェスター・シティとヴォルフスブルクによってマークされていると報じられており、既に400万ユーロが必要と言われるなどイスラエルでも注目の若手に挙げられている存在だ。代理人は現時点で付いていないが、オフィール・ルソンがキャリア形成のフォローをしており、メディアにてヨーロッパに進出させることを共通目標と語っていることから移籍に対しては前向きな姿勢を貫いている。
プレースタイル
同じくマッカビ・ペタク・チクヴァが近年に輩出したことで知られるマノル・ソロモンと共通点の多いプロフィールを持っていることから、ネクスト・ソロモンとも称賛されている選手だ。168cmの小柄なウィンガーであるが、一瞬の加速力・俊敏性を活かしたドリブルで相手を置き去りにし、ゴールなどの決定的な仕事をすることに定評を持っている。また、高い戦術理解度を誇るインテリジェンスにも評価を得ているなど彼を指導したコーチからは年齢以上の成熟度を持っているとして称賛された。