名前 | クリストフ・トース=ガボール(Kristóf Tóth-Gábor) |
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生年月日 | 2001年9月11日 |
国籍/出身 | ハンガリー(ナジカニジャ) |
身長 | 184cm |
ポジション | CF |
所属 | ソンバトヘイ・ハラダーシュ |
※クリストフ・トース=ガボル、トート=ガーボルとも表記されるだろう
低迷するハラダーシュにて輝くハンガリーの逸材
プレー動画
経歴
■2001-2015年(幼年期~UFCナジカニジャ)
ハンガリー・ザラ県の都市であるナジカニジャに生まれた彼は、同じくザラ県のガランボックにあるガランボックSCにてキャリアをスタートさせている。その後、グラニット・ジョージフュルドゥSEにて約3年間を過ごし、UFCナジカニジャに移籍、同クラブでは3シーズンで78試合・130得点の驚異的な記録を叩き出したことで存在が広く知れ渡っていた。主要クラブからも注目を集めていた彼が次なる新天地として選んだのが現在のソンバトヘイ・ハラダーシュであり、14歳ながら地元のナジカニジャから約100km近い距離がある都市で新たな生活を始めている。
■2015-2020年(ソンバトヘイ・ハラダーシュ)
ソンバトヘイ・ハラダーシュの実質的な育成機関となるイレーシュ・アカデミア(サッカーの専門学校)の所属となった彼は、ソンバトヘイの政府と職業学校の協力を得ながらサッカー以外にも人間的な成長を遂げており、恵まれた環境のもとでメキメキと頭角を現していた。加入前ほどの得点力は周囲のレベルも総じて上がったことにより、4年間で107試合・28得点とゴール量産には至っていないが得点以外のことを彼は数多く学んでいる。
2019/2020シーズンよりトップチームへ9番のエースナンバーと共に昇格した彼は、2019年10月27日に開催されたネムゼティ・バイノクシャーグⅡ(ハンガリー2部)第14節のニーレジュハーザ戦にてトップデビューを飾っている。その後もデビュー戦以降に行われた全てのリーグ戦に出場しており、18歳ながら15試合・6得点とチームのトップスコアラーとして牽引するなど2部リーグで輝きを放っている存在だ。
代表歴
15歳からハンガリーU16~U17での飛び級にてプレーしており、チームの貴重なスコアラーとして多くの試合に出場すると、現在はハンガリーU19とU21にも招集されるまでの評価を得ている。
移籍の噂
現時点で具体的な噂は報じられておらず、ソンバトヘイ・ハラダーシュとは2021年6月末までの契約を残している。ただ、チームがハンガリー2部リーグでも下位に低迷していることから移籍に応じる可能性も高いだろう。将来的な所属先の夢としてスペイン(FCバルセロナ)やフランスのクラブでプレーしたいとも語っている。
プレースタイル
トップチームでエースナンバーである「9番」を与えられているように本格派のストライカーだ。インタビューでは自身の長所としてフィジカルとキーパスを挙げているが、逆に弱点として逆足となる左足はかなり改善する必要があると分析している。性格も謙虚で勤勉で合理的な彼は、ロールモデルにクリスティアーノ・ロナウドの名前を挙げている。