コンスタンティノス・クリエラキス

選手紹介
名前コンスタンティノス・クリエラキス(Konstantinos Koulierakis)
生年月日2003年11月28日
国籍/出身ギリシャハニア)
身長188cm
ポジションCB
所属PAOK FC

PAOKの要塞となるクレタ島が生んだ大器

プレー動画

経歴

■2003-2017年(幼年期~カルチェット)

年間を通して温暖な地中海気候にあり、美しいビーチも広がるリゾート地として知られるギリシャ・クレタ島。そんな島内で二番目に栄えているハニアにてコンスタンティノス・クリエラキスは誕生した。父親のミハリス・クリエラキスはアマチュアカテゴリでボールを蹴っていた人物であり、そんな父の試合に行くことでフットボールへの愛情が芽生えると、4歳より地元ハニアのサッカースクールである『カルチェットFC』でキャリアを始めている。

今でこそサッカーを選択している彼だが、好きなことを自由にさせてくれる両親の育成方針でテニスや水泳も習っており、母親のカシアニとしては夫の試合に一度も訪れたことがないほどサッカーを選択することには否定的な姿勢を見せていたという。しかし、ある日のテニスの練習にて、コートに入ろうとした際に足を滑らせて眉を負傷したことがきっかけでテニスを辞めることを決断するなど、幼年期の微笑ましいエピソードによってサッカーに専念したそうだ。

Eπίσημα το μεγάλο "άλμα" του Κωνσταντίνου Κουλιεράκη στον ΠΑΟΚ
Είναι γεγονός και επίσημα το μεγάλο "άλμα" του Κωνστανίνου Κουλιεράκη, ο οποίος αφήνει τα Χανιά και την Ακαδημία του Καλτσέτο για να αγωνιστεί με την...

カルチェットでは2014/15シーズンのトップスコアラーとして活躍する攻撃の主軸を担うだけでなく、キャプテンとして牽引するリーダーシップを見せていた個性から、10歳の頃には既に『PAOK FC』からの関心を持たれていた。PAOKとカルチェットは育成提携を結んでいることから常に成長動向が確認できる環境にあり、13歳でカルチェットK16(U16)に出場するといった成熟度から獲得に向けた動きが加速することとなる。わずか13歳でクレタ島からギリシャ本土のテッサロニキに行かせることを家族は悩みながらも、本人の意思を尊重して移籍を了承した。結果的にPAOKにはスケジュールや怪我の影響で3回到着が見送りになる事態もあったものの、2017年4月に実現している。

■2017-2023年(PAOK FC)

13歳でクレタ島を離れてPAOKのユース寮での生活が始まるが、ハニアと同様にテッサロニキも海に面した都市であったことから寂しさを感じることもなく適応。PAOKに到着した当時はサイドハーフや守備的ミッドフィールダーでプレーしていたが、14歳で昇格した2018/19シーズンのK17(U17)カテゴリを機にセンターバックとしての道に専念している。

K17で1回、K19(U19)では2回のリーグ優勝を経験(※K19で実際に貢献したのは2020/21シーズンのみ)するなどPAOKの育成力を象徴する活躍で、トップチームの練習に参加することも16歳の年齢で既に行われていた。17歳で迎えた2021/22シーズンよりギリシャ・スーパーリーグ2(ギリシャ2部)に所属するPAOKのBチームに昇格すると、フィジカルが成熟したシニアカテゴリでの挑戦がスタート。出場した22試合で22失点(8試合でクリーンシート)とまずまずの成績で主軸となりながらシーズン後半戦にはトップチームのベンチ入りを果たすまでの成長を遂げている。

2022/23シーズンに入ると、センターバックの選手層が一新されたことで同じスタートラインからの競争が行われ、そこで貴重な左利きであった彼は指揮官のラズヴァン・ルチェスクによって左CBのファーストチョイスに抜擢。ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)開幕節となったパネトリコスFC戦ではデビュー戦ながら無失点に終える活躍をみせ、そこからのポジションを不動にするなど、デビューシーズンでの高いパフォーマンスが注目を集めているところだ。

代表歴

2019年に15歳ながらギリシャU16とU17に選出されるなど世代別代表の中心人物となっている。2019年11月にはU17欧州選手権予選においてドイツとカザフスタン、アゼルバイジャンを相手に3連勝で首位に立つも、2020年3月からのエリートラウンドはCOVID-19の影響で中止。期待度の高い世代でのU17カテゴリはパンデミックによって阻害されていた。

2021年11月にギリシャU21でのデビューを飾ると、2022年9月にはゲオルギオス・ツァヴェラスの負傷に伴う追加招集でギリシャのフル代表に選出。UEFAネーションズリーグでのデビューには至っていないが、同年11月に行われたマルタとの親善試合にてフル代表デビューを達成している。

移籍の噂

2022/23シーズンの活躍によりフェネルバフチェ(トルコ)からの関心も報じられていたが、2022年12月にPAOKとの新たな契約として2026年12月末までの延長に合意。充実したシーズンを過ごしているPAOKへの忠誠を証明した。代理人はギリシャ人選手を主に扱っているプロスポーツ・インターナショナルが務めている。

プレースタイル

188cm(PAOK公式は185cm)/78kgの身体的特徴を持った左利きのセンターバック。地上と空中の両方における対人戦の強さを誇り、セットプレーでも脅威となるだけでなく、遠くからでも左足一閃でゴールを狙う攻撃的な一面を持っている。また、左足には高い品質があり、安定したビルドアップとロングフィードで貢献するほか、守備ではカウンターをアグレッシブに潰す姿も見せる。ユースカテゴリではリーダーシップも発揮するなど、ギリシャの未来を担うポテンシャルを秘めている。

タイトルとURLをコピーしました