名前 | ケヴィン・ダンソ(Kevin Danso) |
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生年月日 | 1998年9月19日 |
国籍/出身 | オーストリア(フォイツベルク) |
身長 | 190cm |
ポジション | CB |
所属 | FCアウクスブルク |
デレ・アリと共に成長をしてきたオーストリアの巨兵
プレー動画
経歴
ガーナ人の両親の下でオーストリアのフォイツベルクにて彼は誕生をしている。6歳の頃から両親と共に、イングランドへ渡りミルトン・キーンズにて移り住んだ彼は、レディングFCのアカデミーにてサッカーを始めた。9歳からは地元のクラブであるMKドンズに加入をしており、当時11歳だったデレ・アリも同じ時期に入団をしていたことから一緒にプレーをしている。デレ・アリがトップチームに昇格をして活躍をしていた頃、彼はトップチームでプレーをすることはなく2014年にドイツのFCアウクスブルクへと移籍をした。
2016-2017年シーズン、U-19チームを経た彼は後半戦よりトップチームでプレーするようになっている。ブンデスリーガ第23節 RBライプツィヒとの試合でデビュー戦ながらフル出場を果たすなど、同シーズンはリーグ戦で7試合に出場をしている。
2017-2018年シーズンに入ると、第3のCBとして起用されており第11節のレヴァークーゼンとの試合ではトップチームでの初ゴールを記録している。怪我による離脱していた時期もあったが、結果的にリーグ戦では16試合に出場し2得点を挙げている。
2018-2019年シーズンの彼だが、リーグ戦を6試合消化した時点で出場時間はわずか1分と厳しい状況となっている。今シーズンは同郷オーストリアのマルティン・ヒンテレッガーとオランダ人のジェフリー・フウウェレーウがレギュラーポジションを獲得しており、彼としてはまずクラブ内での地位を築くことから始まるだろう。
代表歴
ガーナ人の両親の下、オーストリアで生まれ、6歳からはイングランドで育ったという特殊な経歴を持っている彼だが、世代別代表は生まれ故郷のオーストリアでプレーしている。U-15~U-21まで常に選出され続けた彼は、2017年9月2日にワールドカップ予選 ウェールズ代表との試合でA代表デビューを飾っている。その前の同年5月には招集を受けており、アウクスブルクU-19でプレーしていた彼をA代表に選出されたときは大きなサプライズとなっていた。
移籍の噂
アウクスブルクとの契約は2021年6月末までとなっており、 過去には多くのクラブからの関心が伝えられていた。ナポリ、インテル、ドルトムント、アーセナルなど欧州屈指のトップクラブからの注目が集まる中、リヴァプールは具体的にスカウトを送っていたとされている。2017年に行われたオーストリアとウルグアイの親善試合ではホセ・ヒメネスと共に彼をチェックしていたとのことだ。やや出場機会が減ってきているだけに移籍に対しては前向きなのかも知れない。ガーナ語の他に、ドイツ語と英語も話せるというところも彼を魅力にさせる要因だろう。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2019-20 | サウサンプトン | on loan |
2020-21 | デュッセルドルフ | on loan |
プレースタイル
まだ確認は必要だが、 190cmという強靭フィジカルを活かしたプレーが魅力的だと思われる。ユース時代には攻撃的な位置でもプレーをしており、まだ20歳の彼はまだポテンシャルを秘めているだろう。今後は中盤の位置でも起用されることも予想されている。