カイキ

選手紹介
名前カイキ(Kayky)
生年月日2003年6月11日
国籍/出身ブラジル
身長173cm
ポジションWG
所属フルミネンセ

卓越したセンスを持つフルミネンセのネイマール

プレー動画          

経歴             

■2003-2021年(フルミネンセ)

カイキ・ダ・シルバ・シャーガスこと「カイキ」の愛称で親しまれる彼は、8歳からフルミネンセの下部組織でプレーしている生え抜きだ。フルミネンセにおける彼の世代は才能が結集したことで知られており、各カテゴリの主要タイトルを獲得するチームにおいて中心的な存在として活躍していたという。2018年にはU15カテゴリの伝統的な大会のひとつであるCopa da Amizade Brasil-Japão(鹿島アントラーズに所属していたジーコを通じて1998年より開催された日本とブラジルのフレンドシップカップ)の優勝に貢献。メインリーグとなるカンピオナート・カリオカU15では20試合8得点を記録し、チームを準優勝に導く活躍を残した。

2019年からはフルミネンセU17に昇格すると、2020年のカンピオナート・ブラジレイロU17(ブラジルU17選手権)では大会得点王となる12得点で優勝に大きく貢献するなど、チーム内で最重要な得点源として君臨している。2020年11月にはフルミネンセU20でのデビューも飾るなど、ユースカテゴリを順調にステップアップしているところだ。

代表歴            

ブラジルU15から世代別代表に選出されており、ブラジルU16~U17まで順当に選ばれるもCOVID-19の影響もあり国際大会では姿を見ることができていない。

移籍の噂           

彼についてはマンチェスター・シティとリヴァプール、シャフタール・ドネツィクが争奪戦を繰り広げているが、1000万ユーロの移籍金にてシティへの移籍が最も近づいている。フルミネンセの会長であるマリオ・ビッテンコートはマルコス・パウロをアトレティコ・マドリードに少額で売却したことに対する補填として彼には相応な金額を求めているため、相互にとって納得のいく取引となるだろう。なお、マンチェスター・シティに加入する際は労働許可などの手続きの関係から2022年夏での加入になると思われる。

プレースタイル        

優れたファーストタッチとボールコントロールで翻弄することを得意としたウィンガーであり、右サイドからのカットイン→シュートを典型的な得点パターンとしている。173cmと低身長だが重心の低いドリブルで体格の大きい相手にも交わし切る技術を持ち、冷静沈着なフィニッシュで得点を量産するなどウィンガー兼ストライカーとしての一面を持つ。これらの特徴からメディアを始めとする周囲から「左利きのネイマール」と称された。

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