名前 | カリム・アデイェミ(Karim Adeyemi) |
---|---|
生年月日 | 2002年1月18日 |
国籍/出身 | ドイツ(ミュンヘン) |
身長 | 177cm |
ポジション | CF/WG |
所属 | FCリーフェリング |
オーストリアに成長の場を移した新世代の逸材
プレー動画
経歴
■ 2002-2018年(幼年期~SpVggウンターハヒンク)
ナイジェリア人の父と、ルーマニア人の母の間に誕生した彼は、ドイツのミュンヘンで生まれ育っている。10歳まで名門バイエルン・ミュンヘンのアカデミーでプレーしていたが、規律の欠如がしばし論争を招いていたこともありクラブを退団させられると、ミュンヘンの南部に位置するウンターハヒンクを本拠地に構えるSpVggウンターハヒンクに移籍。ウンターハヒンクでは悪童の欠片も見せることなく、全てのユースセクターでプレーすると、2017年3月からは15歳ながらB-ユニオーレン(U17リーグ)に出場し、6試合で4得点の記録を残した。17-18シーズンも引き続きB-ユニオーレンに出場すると開幕から15試合で15得点と大暴れし、年が明けた2018年からはA-ユニオーレン(U19リーグ)にも出場を果たしている。
■ 2018-2019年(RBザルツブルク~FCリーフェリング)
様々なクラブからの問い合わせがあった中、ウンターハヒンクと彼自身の意向もあり、社会的な人格形成にも定評のあるオーストリアのレッドブル・ザルツブルグへ移籍金300万ユーロで加入すると、18-19シーズンはリザーブチームの役割を果たしているFCリーフェリングでプレーすることも発表された。2018年9月1日の2.Liga(オーストリア2部)第6節 SCアウストリア・ルステナウ戦でデビューを飾り、第8節のFCパッシング戦では移籍後初ゴールを記録するなど才能は確かなものだ。
代表歴
ナイジェリア人とルーマニア人の血を引いている選手ではあるが、生まれ国のドイツの世代別代表としてプレー。2018年2月にドイツU16での出場を飾った彼は、同年9月にはドイツU17でのデビューも果たした。
移籍の噂
ウンターハヒンク在籍時にはチェルシーから最初のオファーが届き、ロンドンまで飛んで全てを見てきたという。しかし、その後アトレティコ・マドリード、リヴァプール、かつての所属先バイエルン・ミュンヘンからの買い戻しのオファーもあったという。 そんな中、加入したレッドブル・ザルツブルグとの契約は2021年6月末までとなっている。
プレースタイル
彼をドイツU17の代表監督であるMichael Feichtenbeinerは「彼にはまだ学ぶべきことは多くある」と前置きした上で、「驚異的なスピードと、ダイナミズム、そして勇敢な選手であり1vs1の状況を好んでいる」と称賛している。