名前 | フリアン・アルバレス(Julián Álvarez) |
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生年月日 | 2000年1月31日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(カルチン) |
身長 | 170cm |
ポジション | CF |
所属 | リーベル・プレート |
鹿島との試合で評価を急上昇させたリーベルの神童
プレー動画
経歴
■2000-2018年(幼年期~リーベル・プレートU20)
アルゼンチン、コルドバ州にある20ブロックにも満たない小さな町の “カルチン” で生まれた彼は、幼年期から才能に溢れた少年だったという。11歳の時にはボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートの入団テストに合格したが、彼の実力を試したかったレアル・マドリードのスカウトによりスペインに連れられると、そこではレアル・マドリードだけではなく、リオネル・メッシの父 “ホルヘ・メッシ” からもバルセロナ入りを薦められるなど引く手数多な存在だった。しかし、13歳未満の選手とは契約しないという方針や、家族全員がスペインへ移住せざるを得なかったことから、アルゼンチンに戻る決心をしている。コルドバ州に戻った彼は、地元のクラブでサッカーを続けていたが、リーベル・プレート、ボカ・ジュニアーズ、タジェレス、ベルグラーノらはダイヤモンドの原石がこの小さな町にあることを知っており、引き続きアプローチをしていたという。そして15歳の頃にリーベル・プレートのテストに合格し、約4年越しの加入となった。
■2018-2019年(リーベル・プレート)
2018年10月27日、ダリオ・ベネデットが着用していた背番号『9』を与えられプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部リーグ)第10節 CAアルドシビ戦にてトップチームデビューを飾っている。2018年12月22日、コパ・リベルタドーレスを制したことにより臨んだ FIFAクラブワールドカップでは、3位決定戦の鹿島アントラーズ戦で先発フル出場を果たし、ゴンサロ・マルティネスの得点をアシストした。
代表歴
2018年3月に初めてアルゼンチンU20に招集されると、2019年1月から開催されている2019年U-20南米選手権でプレーをしている。また、2018年夏にはFIFAワールドカップのアルゼンチン代表のトレーニングメンバーとして帯同しており、リオネル・メッシらと一緒に練習をするなど貴重な経験を積んだ。
移籍の噂
2018年7月にリーベル・プレートとの契約を2021年6月末まで締結しており、バイアウト条項として1500万ユーロが設定されている。既に欧州のクラブは関心を示していると思われるが、この安価とも言える違約金であれば声を上げるクラブも多いだろう。
プレースタイル
足下にボールを受けてプレーすることが好きだと語っている彼は、卓越したテクニックの持ち主だ。170cmと物理的な強さは備えていないが、この低い重心によってボールを奪われないようなキープ力を身に着けたと言えるだろう。 既にトップチームでも結果を残しているだけに、大きな舞台ても物怖じしない精神面も評価できるはずだ。