名前 | ジュード・スーンサップ=ベル(Jude Soonsup-Bell) |
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生年月日 | 2004年1月10日 |
国籍/出身 | イングランド(チッペナム) |
身長 | 186cm |
ポジション | CF |
所属 | チェルシーFC |
※ジュード・スーンサップベルとも表記されるだろう
タイ王国にも関係性のあるチェルシー期待の大型FW
プレー動画
経歴
■2004-2016年(幼年期~スウィンドン・タウン)
タイ系イングランド人(母親がタイ人)である彼はイングランド南西部のウィルトシャー州にあるチッペナムに生まれており、4歳の頃から兄弟と一緒に地元の公園でサッカーをしていたという。兄の影響もあり5歳から地元のカルネ・タウンFCのアカデミーに所属すると、数ヶ月後にはスウィンドン・タウンからアプローチを受けたことでより大きなクラブにて成長する機会を得た。そんなスウィンドン・タウンにはU12カテゴリまで在籍している。
■2016-2020年(チェルシーFC)
チェルシーU13として現在のチェルシーに加入しており、当初は彼自身も好んでいたセントラルミッドフィルダーでのプレーであった。しかし、数年後には彼の適切なポジションがフロントであることをコーチが見出し、以降はNo.9としての役割にコンバートされている。あらゆるカテゴリで得点を量産しており、2019/2020シーズンはチェルシーU16としてプレミアリーグ・U16インターナショナルトーナメントの優勝に貢献。同大会ではマンチェスター・シティとの決勝戦で唯一の得点を奪う活躍を見せていた。
2020/21シーズンよりチェルシーU18に昇格すると、2020年9月に行われたU18プレミアリーグ(イングランドU18リーグ)の開幕節となるブライトンU18戦ではいきなりの得点を記録。その後も16歳ながらレギュラーポジションを確立しており、アカデミーとしてはタミー・エイブラハムとドミニク・ソランケに次ぐストライカーとしての期待を寄せている。
代表歴
タイにもルーツを持っているが、世代別代表では一貫してイングランドを代表している。イングランドU16としては2020年2月にアメリカ合衆国のセント・ジョージで開催されたトーナメントにて、スペインU16を相手にハットトリックをするなど優勝に貢献した。
移籍の噂
2020年7月にチェルシーFCと初めてのプロ契約を交わしており、2022年6月末までの契約となっている。ただ、自身のアイドルがクリスティアーノ・ロナウドであることは公式インタビューにて答えており、実際にInstagramでもマンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリードのみ所属チーム以外ではフォローしているため、それらのクラブに対する憧れもあるだろう。
プレースタイル
186cmの長身を武器にNo.9として得点を量産するストライカーであることが結果として現れているが、実際には1列下がった位置からのチャンスメイクやウィンガーとしても起用されるなどかつてのポジションで培った幅広いプレーが魅力となっている。モダンタイプのストライカーとして多くのタスクを任せられる存在になることが想像できるため、今後の成長には注目すべきだ。