名前 | ジョルディ・エスコバル(Jordi Escobar) |
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生年月日 | 2002年2月10日 |
国籍/出身 | スペイン(サン・セブリア・デ・バジャルタ) |
身長 | 189cm |
ポジション | CF |
所属 | バレンシアCF |
バレンシアが新たに輩出した次世代のエース候補筆頭
プレー動画
経歴
■ 2002-2018年(幼年期~バレンシアU19)
スペインはバルセロナ県にある人口3000人ほどの小さな町 サン・セブリア・デ・バジャルタで生まれた彼は、2008年よりジローナ県にあるCDブラナスでキャリアをスタートさせている。その後、FCバルセロナ、カレーリャ、CEリウダレネスを転々とし、RCDエスパニョールのアレビンB(11~12歳相当)に加入した。エスパニョールではインファンティルBまで在籍しており、その頃にバレンシアCFのスカウティングの目に留まっていた。そして、2015年に1歳下の弟 イスマエル・エスコバルと共に、兄弟揃ってバレンシアのカンテラに移籍。バレンシアのインファンティルA(13~14歳相当)でいきなり27得点(得点王)を記録し周囲を驚かせた。そして17-18シーズンにはカデテ~フベニール(15~19歳相当)の異なるカテゴリ間でのプレー機会にも期待に沿うように点を取り続け、名実ともにバレンシアのカンテラーノの中でも有数の存在として知られるようになっている。2018年1月には18-19シーズンのフベニールAの昇格と、VCFメスタージャ(リザーブ)での帯同を条件に延長オファー提示され、契約延長にサインをした。
■ 2018-2019年(VCFメスタージャ)
2018年7月にはトップチームのプレシーズンに帯同し、ガラタサライとのプレマッチでは非公式ながらクラブ史上4番目の若さでトップデビューを飾っている。18-19シーズンは契約条件に織り込まれていたフベニールAの一員としてUEFAユースリーグにも招集される傍ら、2018年9月2日にはセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部)第2節のCDテルエル戦でVCFメスタージャ デビュー。第11節のSDエヘア戦では初ゴールを記録。第27節のエルクレスCF戦では初の先発出場の起用に1ゴールで応えるなど、飛び級での出場に手応えを感じさせるシーズンを過ごしている。
代表歴
2018年6月に仙台で開催されたU-16インターナショナル・ドリームカップ2018では、3試合で2得点を記録し、チームの優勝と大会得点王に輝いた。現在はスペインU17としてU-17欧州選手権やU17アルガルヴェ・カップなどに出場している。
移籍の噂
FCバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドを始めとする欧州の名門クラブが興味を示していたが、前述の通りバレンシアとの契約を2022年6月末までに延長したことで簡単に獲得に乗り出すことは困難な状況となった。また、バイアウト条項は8000万ユーロに設定されている。当分はトップチームでの定着が目標となるだろう。
シーズン | 移籍先 | 移籍金 |
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2020-21 | UDアルメリア | 非公開 |
プレースタイル
189cmの恵まれたフィジカルを活かした本格派のストライカーだ。ストライカーとしての決定力の高さは勿論のこと、空中戦の強さやチェイシングの献身さも評価されている。また、長身ながらスペイン人特有の足下の技術の高さも兼ね備えているなど、スター選手への飛躍に相応しいスキルを持っている。