ヨハン・ホーヴ

選手紹介
名前ヨハン・ホーヴ(Johan Hove)
生年月日2000年9月7日
国籍/出身ノルウェーソンダル)
身長177cm
ポジションCMF/DMF
所属ストレームスゴトセト

※ヨハン・ホーブとも表記される

既に多くの経験を積んでいるソンダルの宝石

プレー動画

経歴

■2000-2018年(幼年期~ソンダル)

彼はノルウェー・ヴェストランド県のソンダルに生まれ、地元のソンダル・フットボールにて育てられた逸材だ。選手育成に定評のある同クラブのユースカテゴリを卒業すると、2016年5月にはわずか15歳にしてエリテセリエン(ノルウェー1部)デビューを飾っており、大きな注目を集めている。2017シーズンは14試合の出場で経験を積むも、チームはアデコリーガエン(ノルウェー2部)への降格を喫しており、2018シーズンは2部リーグでの挑戦が始まった。降格を機に多くの出場機会を得るものだと思われていた彼であったが、シーズン前半戦では2試合のみのスタメン出場に留まっており、周囲の期待とは裏腹に不遇な時期を過ごしている。そこには彼自身が別のポジションを試してみたいという希望と、コーチ陣が期待していた中盤で成熟してほしい利害が一致しなかったのが原因とされている。

■2018-2020年(ストレームスゴトセト)

こうしてソンダルとは噛み合わないまま、シーズン途中となる2018年8月にストレームスゴトセトに電撃移籍しており、個人で再びエリテセリエンの舞台に返り咲くこととなった。2018シーズンは途中加入ということもあり、ストレームスゴトセトでは5試合の出場に留まっていたが、2019シーズンは開幕節となるFKハウゲスン戦でプロ初ゴールを記録し流れに乗ると、開幕から7試合はボランチとして定位置を確保していた。第9節以降は途中出場での起用が続いており、不動のポジションは築けていないものの、レギュラーシーズンの全30試合中23試合に出場するなど確かな存在感は示している。2019シーズンはストレームスゴトセトの年間優秀若手選手賞にも選出された。

代表歴

ノルウェー世代別代表の常連選手であり、U16~U17にかけては多くの試合に出場している。2017年のU-17欧州選手権でチームを牽引した後は、U18~U19へとカテゴリを上げており、2019年のU-19欧州選手権ではチームの主軸として活躍した。現在は既にノルウェーU21でのデビューも飾っているなど代表での未来は明るい。

移籍の噂

2019年12月にストレームスゴトセトとは新たに2022年6月までの契約延長しており、移籍の可能性は低い。アーリング・ブラウト・ホーランドやマルティン・ウーデゴール、サンデル・ベルゲに代表されるノルウェーの若い才能がトップリーグでブレイクしていることから、彼もまた次なるブレイク候補として少なからず関心を持たれているという。その証拠にイギリスの「90MIN」はマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、エヴァートンの3クラブが動向を監視していると報じているなど水面下で注目を集めているだろう。

プレースタイル

幅広いポジションでプレーできる彼であるが、やはり適正はボランチの位置であり、ハードワークでチームプレーに徹する献身性が評価されている。また、19歳にして既にトップチームでは60試合近くに出場するなど経験も多く積んでいることも武器と言えるだろう。守備的な選手だが、2020年2月のインタビューでは「今年は肉体的に成長した。今年は攻撃的なヨハン・ホーヴを見せたい。より多くのゴールを決めたい」と新境地の開拓に意気込んでいる。開幕戦で決めた豪快なミドルシュートのように、強烈な長距離砲も今後は多く見せてくれるはずだ。

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