名前 | ジョン・ルクミ(Jhon Lucumí) |
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生年月日 | 1998年6月26日 |
国籍/出身 | コロンビア(カリ) |
身長 | 186cm |
ポジション | CB |
所属 | KRCヘンク |
悩み抜いた末、ヨーロッパへの挑戦を決意したコロンビアの大器
プレー動画
経歴
■ 1998-2018年(幼年期~デポルティーボ・カリ)
コロンビアで3番目の人口を誇る都市サンティアゴ・デ・カリ(通称:カリ)に生まれた彼は、地元を本拠地とするデポルティーボ・カリの下部組織で育てられた逸材だ。2015年9月27日のプリメーラA(コロンビア1部)第14節のコルトゥルア戦にて、17歳の若さでトップデビューを飾ると、同試合では味方に退場者を出しながらもリードを守り抜いて勝利に貢献し、上々のデビュー戦を経験。その後は出場機会が減る時期を経験しながらも、トップチームでは2015年~2018年シーズンまでの4年間で42試合に出場をしている。
2018年4月には、ベルギーのKRCヘンクと移籍に向けた交渉中であることが報じられるが、移籍金についてデポルティーボ・カリが求めていた金額との相違や、彼自身がベルギー移籍を望んでいなかったことから一時は交渉が決裂したとも言われていた。しかし、一転してベルギーリーグに挑戦することを彼が決断したことで、2018年7月18日に250万ユーロにてKRCヘンクに移籍することが正式に発表されている。
■ 2018-2019年(KRCヘンク)
ヘンクに加入後、プレシーズンマッチで2部チームを相手に1試合プレーしたのみの彼であったが、加入から1週間後のUEFAヨーロッパリーグ予備2回戦 CSフォラ・エシュ(ルクセンブルク)との1stレグでヘンクでのデビューを飾っている。2018年8月12日には、KVオーステンデ戦でリーグデビューも果たすと、怪我で離脱する時期もありながらチームの主力選手としてヘンクの守備陣を支えている。
代表歴
コロンビアU15、U17での世代別代表としてのキャリアを持つ彼は、2018年9月にコロンビアA代表に初招集を受けている。
移籍の噂
2018年夏に加入したばかりのKRCヘンクとの契約は2022年6月末までとなっている。ベルギーで市場価値を高めていることからも、そう遠くない将来に主要リーグへステップアップを果たすだろう。
プレースタイル
本職はセンターバックの彼だが、左サイドバックとしてのプレーも可能な一面を持っている。果敢にボールを刈り取る攻撃的な守備に定評のあるプレーヤーである一方、時折安易な守備でピンチを招くなど、まだ未熟な面も見えている。186cmのフィジカルを保有しているため、より経験を積んでいくことで安定した選手になることが予想される。