名前 | ヘスス・フェレイラ(Jesús Ferreira) |
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生年月日 | 2000年12月24日 |
国籍/出身 | アメリカ / コロンビア(サンタ・マルタ) |
身長 | 173cm |
ポジション | CF |
所属 | FCダラス |
※ジーザス・フェレイラとも表記されるだろう
父の栄光に挑むコロンビア生まれアメリカ育ちの新鋭
プレー動画
経歴
■ 2000-2017年(幼年期~FCダラス)
アメリカ・デ・カリ、アトレチコ・パラナエンセなどで活躍した元コロンビア代表のダビド・フェレイラを父に持つサラブレッドであり、コロンビア北部のサンタ・マルタに生まれている。そんな彼だが、2009年より父がアメリカのFCダラスでプレーしていたことがキッカケとなり、FCダラスのアカデミーに加入すると、2015-16シーズンはFCダラスU-16としてUS Soccer Development Academy Championshipで優勝するなど父譲りの才能に溢れる選手であった。U-16での活躍により2016年11月にFCダラスとのホームグロウン契約を交わすと、2017年6月4日のMLS(アメリカ1部)第15節 レアル・ソルトレイク戦でトップデビューを飾っており、同試合ではチームが大量リードの展開ではあったが、ダメ押しの6点目を決め、デビュー戦で初ゴールを記録している。
■ 2018-2019年(タルサ・ラフネックスFC~FCダラス)
2018年シーズン、USLC(アメリカ2部)に所属するタルサ・ラフネックスFCにも期限付き移籍という形で在籍しており、FCダラスのトップチームにも招集される傍らで経験を積んでいた。USLC 第23節~第26節の4試合では彼の得点力が覚醒し、シアトル・サウンダーズFC 2戦でのハットトリックを含む6得点を記録した。同シーズンは17歳ながら2部リーグで14試合に出場し、6得点2アシストの成績を収めている。
2019年シーズンは開幕からFCダラスのトップチームに昇格しており、第5節のレアル・ソルトレイク戦でのデビュー戦を彷彿とさせる1得点1アシストを記録したことで一気にストライカーとしての立ち位置を確保。現在も行なわれているリーグ戦において、第22節を終えた時点で22試合6得点3アシストを記録するなどアメリカにおいてサプライズの一つとなっている。2010年にFCダラスでMLSの年間最優秀選手(MVP)に輝いた父に続くことができるのかに注目すべきだろう。
代表歴
コロンビア代表の父、そして彼自身もコロンビア生まれであるが、2009年から移り住んでいるアメリカ合衆国を世代別代表では選択しており、アメリカU-17、そしてアメリカU-20での招集歴を持っている。フル代表での選択にも注目が集まるはずだ。
移籍の噂
具体的な移籍の噂は報じられていないが、FCダラスとの契約期間は2019年末までとなっていることから契約交渉が行なわれる見込みだ。父のダビド・フェレイラはヨーロッパのクラブでの在籍歴はないが、彼が父に代わって成し遂げる日も近いだろう。
プレースタイル
父譲りの得点感覚を備えたストライカーであり、相手ディフェンス陣の隙きを突くようなポジショニングでフリーとなり、駆け引きに勝利した後の冷静なフィニッシュ力で結果を残している。一方で、そのサッカーセンスからトップ下に近しい10番としての起用もされており、異なるポジションながらも高いパフォーマンスを見せたことでポテンシャルの大きさを感じさせた。セカンドストライカーとしての適性もあるだろう。