名前 | ヤン・ティールマン(Jan Thielmann) |
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生年月日 | 2002年5月26日 |
国籍/出身 | ドイツ(フェーレン) |
身長 | 178cm |
ポジション | RWG |
所属 | 1.FCケルン |
※ヤン・ティーレマンとも表記されるだろう
ブンデスリーガで最初の2002年生まれとなったケルンの新星
プレー動画
経歴
■2002-2020年(幼年期~ケルン)
ドイツはラインラント・プファルツ州のファーレンに生まれており、地元のJSG Hetzerath/Föhren/ Bekond(SV Hetzerath)でキャリアをスタートさせた後、2015年より当時でちょうど創設100周年を迎えたSVアイントラハト・トリーアのユースへと加入している。2017年1月から現在の1.FCケルンに活躍の場を移すと、初年度はB-ユニオーレン(ドイツU17リーグ)において15歳ながら7得点を記録するなど、まずまずの適応力を見せた。2018/2019シーズンはB-ユニオーレンで第7節から第12節までの7試合連続得点を含む24試合で15得点を記録し、レギュラーシーズンではドルトムントU17に次ぐ2位躍進に貢献。同シーズンの決勝ラウンドではバイエルンU17を相手に得点を記録し、さらにはレギュラーシーズンで苦汁をなめたドルトムントU17にも決勝でリベンジを果たすなどケルンに2011/2012シーズン以来となる3度目の栄冠に導いた。
この活躍から2019/2020シーズンよりケルンU19に昇格をすると、年が明けるまでにA-ユニオーレン(ドイツU19リーグ)では13試合で6得点を記録している。そんな彼は、2019年10月に行なわれたFCヴィクトリア・ケルンとの親善試合でのパフォーマンスが評価されトップチームのトレーニングに参加するようになると、2019年12月14日のブンデスリーガ(ドイツ1部リーグ)第15節、バイエル・レヴァークーゼン戦にてマルセル・リッセに代わってトップデビューを飾り、ブンデスリーガの歴史で史上初めての2002年生まれとして注目を集めるようになった。デビュー後も定期的に出場機会を与えられていることもあり、その存在が広く知れ渡るのも時間の問題だろう。
代表歴
Michael Feichtenbeinerが率いるドイツU15~U17でのキャップを持っている。
移籍の噂
デビュー当時はプロ契約を締結していなかったが、2020年1月にケルンとの最初の契約で2022年6月末までのプロ契約を交わしている。現時点では移籍の噂は報じられていないが、バイエルン・ミュンヘンなどが獲得に興味を表すことは既定路線だ。
プレースタイル
右ウィングを本職としているが、セカンドストライカーやセンターフォワードでも起用が可能なスコアラーとしての一面を持っている。持ち前の得点意識の高さで、オフ・ザ・ボールの動きや献身的に攻撃を牽引する非常にダイナミックな選手だ。178cmとリーチは長くないが、体格は大きく手足の使い方も上手いことからトップチームでも戦える強さを証明している。