イスマイラ・サール

選手紹介
名前イスマイラ・サール(Ismaïla Sarr)
生年月日1998年2月25日
国籍/出身セネガルサン=ルイ)
身長185cm
ポジションLWG 
所属スタッド・レンヌ 

高額での取引が予想されるセネガルの快速ウィンガー

プレー動画          

経歴             

1998-2017年(幼年期~FCメス)

セネガル北西部に位置するサン=ルイで誕生した彼は、サディオ・マネやパピス・シセなどの同国において数々の名選手を輩出しているジェネレーション・フットでキャリアをスタートさせている。2009-2016年の約7年間をセネガルの名門クラブで過ごした彼は、2016年7月13日にフランスのFCメスへと移籍をすると、そこで初めてのプロ契約(5年契約)を締結し、プロとしてのキャリアをスタートさせた。フランスへと渡りリーグアンでの初シーズンとなった2015-2016年シーズン、彼はいきなり躍動をする。2016年8月、開幕節であるLOSCリールとの試合にてリーグアンデビューはおろかプロデビューを飾ると、後半32分からの出場ながら1点ビハインドのチームにおいて同点ゴールをアシストすると、チームは最終的に逆転勝利を収める結果へと導いた。その後も着実に出場を重ねると、第24節のディジョンとの試合ではプロ初ゴールを含む1ゴール1アシストと圧巻のパフォーマンスで勝利に貢献をした。シーズンの後半はゴール数も積み上げており、最終的にリーグ戦では31試合に出場し5得点5アシストを残すなど、無名に近しい彼が残した成績としては大きなサプライズとなった。

2017-2019年(スタッド・レンヌ)

こうした1年目から鮮烈な印象を残した彼は、一気に評価を高めると2017年7月26日に同じくリーグアンのクラブであるスタッド・レンヌへと1700万ユーロの移籍金で引き抜かれることとなっている。当時250万ユーロ程度の市場価値だった選手に対して支払ったこの金額は大きな話題となった。レンヌでの初シーズンとなった2017-2018年シーズン、金額的にも多少のプレッシャーを浴びることとなった彼だが、第4節のトゥールーズとの試合で移籍後初ゴールを挙げるなどここでも期待に沿う活躍を残した。第7節のサンテティエンヌとの試合で負傷をし、約3ヶ月間の離脱を余儀なくされたものの、シーズンの中後半戦では怪我の影響を感じさせない活躍を残し、このシーズンではリーグ戦24試合に出場し、前年度と同様の5得点5アシストの成績で終えている。怪我の影響もあり若干の不完全燃焼となった彼だが、2018-2019年シーズンでは第2節のSCOアンジェとの試合でシーズン初ゴールを既に決めており、期待は高まるばかりだ。

代表歴            

2015年よりセネガルU-23代表に選出されると、2015年のU-23アフリカネーションズカップでは若干17歳ながら4試合に出場をし、4位の成績に大きく貢献をした。2016年9月にはセネガルA代表に招集をされると、2017年1月のアフリカネーションズカップ2017のチュニジアA代表との試合で代表デビューを飾った。また、2018年ワールドカップのセネガル代表としても選出されており結果的にグループリーグ敗退となったものの、全3試合にフル出場している。

移籍の噂           

かねてからFCバルセロナが彼の獲得には大きな関心を示していることで知られている。また、ユベントス、アーセナル、リヴァプールなど多くのビッグクラブからの視線も熱い。レンヌでの契約は2021年夏までとなっており、レンヌ側としても1700万ユーロで獲得をした選手なだけに多額の移籍金を要求するところだろう。ドルトムントへ1500万ユーロで手放し、翌年にはバルセロナへ1億2000万ユーロで取引されたウスマン・デンベレの事例も踏まえ、彼らは直接クラブにより大きな収入を望んでいるはずだ。一部の噂では彼の獲得に必要な金額は4000万ユーロ~6000万ユーロとも伝えられている。

プレースタイル        

巧みなドリブルと圧巻のスピードを武器に相手を翻弄するウィンガーだ。レンヌとしてはウスマン・デンベレに次ぐ逸材、セネガルにおいてはサディオ・マネに次ぐ逸材として期待されるなど、ニュースターになることは必然的だ。

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