名前 | イサク・バーグマン・ヨハンネソン(Ísak Bergmann Jóhannesson) |
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生年月日 | 2003年3月23日 |
国籍/出身 | アイスランド(サットン・コールドフィールド) |
身長 | 180cm |
ポジション | AMF |
所属 | IFKノルヒェーピング |
将来が約束されたアイスランドサッカー界のサラブレッド
プレー動画
経歴
■2003-2020年(幼年期~ノルヒェーピング)
アイスランドの名将であるグジョン・ソルザルソンはご存知だろうか。90年代後半にアイスランド代表やストーク・シティを率いたことで知られ、3人の息子であるソルドゥル(1973年生)、ビャルニ(1979年生)、ジョーイ(1980年生)を全てアイスランド代表に育て上げた父親としても有名な存在だ。イサク・バーグマン・ヨハンネソンはジョーイ・グジョーンソンの長男であり、先に紹介したようにアイスランドサッカー界を代表する家系にて育っている生粋のサラブレッドと言えるだろう。
父がアストン・ヴィラ(期限付き)でプレーしていた際に生まれているため、出生地はバーミンガム郊外のサットン・コールドフィールドとなっている。幼年期をイギリスで過ごし、2012年から母国アイスランドに戻りÍAアクラネースのユースに加入。2018年から父であるジョーイが監督に就任したこともありトップチームに帯同すると、2018年9月22日に行なわれた1.テイルト・カルトラ(アイスランド2部)第22節のプロットゥル・レイキャヴィーク戦で15歳ながらトップデビューを飾っている。
彼に対してはユヴェントスやボルシア・メンヒェングラートバッハ、FCコペンハーゲンなどがアプローチをかけていたが、いずれもU19またはU21カテゴリでの加入オファーであるため断っていたという。そして彼が選んだクラブが現在のIFKノルヒェーピングであり、スウェーデンの古豪に加入した理由はトップチームでプレーできることが自身の成長に繋がると確信していたからだ。出場機会は限られながらも2019年9月のAFCエシルストゥーナ戦にてデビューを飾り、スウェーデン・カップでは3試合で1得点2アシストを記録するなど新たなシーズンに向けて素晴らしいアピールを見せている。
代表歴
15歳から選出されているアイスランドU17では、U-17欧州選手権での活躍を含む13試合で9得点とチームの得点源として牽引した。2019年10月には飛び級でアイスランドU19に招集を受け、ギリシャU19での活躍(1得点1アシスト)から高い評価を得ている。3世代でのアイスランド代表デビューも時間の問題だ。
移籍の噂
若くしてトップチームでの出場に拘っていることもあり、現時点で新たな移籍先は浮上していない。そのため移籍についてはIFKノルヒェーピングでの活躍次第となるだろう。
プレースタイル
三世代に渡って受け継がれたサッカーセンスを武器に、アイスランドの次世代を担う存在となっている。トップ下の位置を主戦場とし、2列目から自身がフィニッシャーになることが得意だ。左足の技術は高く、精確な展開力とプレースキッカーとしてのアシストも彼の魅力だろう。15歳~16歳の時点で成長のためにはユースカテゴリではなくトップチームでプレーするべきだと考えていることからも、プロフェッショナルな意識が既に備わっていることは間違いない。