名前 | ゴンサロ・マローニ(Gonzalo Maroni) |
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生年月日 | 1999年3月18日 |
国籍/出身 | アルゼンチン(コルドバ) |
身長 | 177cm |
ポジション | AMF |
所属 | ボカ・ジュニアーズ→ UCサンプドリア(on loan) |
司令塔の血を受け継ぐコルドバが生んだ新たな逸材
プレー動画
経歴
■ 1999-2016年(幼年期~ボカ・ジュニアーズ)
ブエノスアイレスに次ぐアルゼンチン第二の都市であるコルドバに生まれ、地元のインスティトゥートACコルドバを熱狂的に応援している両親の下で育てられた。当然のように愛するインスティトゥートの下部組織に10歳で入団すると、既にその才能は国内でも有数の物となり、トップデビュー前にはCAベルグラーノ、サン・ロレンソから熱心な勧誘を受けていた。しかし、彼はインスティトゥートでデビューするという夢を実現するために残留することを選んでいる。そして、2015年8月11日のプリメーラB・ナシオナル(アルゼンチン2部リーグ)第28節 CAトゥクマン戦にわずか16歳でトップデビューを果たすと、14-15シーズンはトップチームで5試合に出場をしている。インスティトゥートでの夢を叶えた彼には、スペインのビジャレアルCFとの合意が間近に迫っていたが契約は成立せず、以前より獲得に興味を示していたボカ・ジュニアーズに移籍することになり、5試合という短い期間であったがクラブに別れを告げることになった。この移籍にはインスティトゥートが抱えていたクラブの借金が関係しており、これらを解消すべく約60万ユーロの移籍金が支払われたとされている。
■ 2016-2018年(ボカ・ジュニアーズ)
クラブの借金を救済する形でボカ・ジュニアーズに加入をした彼は、2016年5月16日に行われたプリメーラ・ディビシオン第15節 エストゥディアンテス戦で移籍後初デビューを含む、トップリーグデビューも果たした。17歳であるため定期的な出場とはなっていないが、16-17シーズンのカンピオナート・プリメーラ・ディビシオンではアルセナル戦で初得点を決めるなどチームの信頼を得ている。同大会ではキャリア初のタイトル活躍を経験するなど有意義なものとなった。続く17-18シーズンでも出場機会は限られていたが、リーグ戦での出場は6試合に留まっている。
■ 2018-2019年(CAタジェレス)
19歳となった彼は、ボカ・ジュニアーズでの出場機会が限られていたこともあり、地元のコルドバをホームタウンとするCAタジェレスに買取オプションなしのローン移籍で加入をした。 地元に戻ることで精神的にも余裕が生まれた彼は、タジェレスの主力に定着し、現在も行われている18-19シーズンのプリメーラ・ディビシオンでも目覚ましい活躍を残している。
代表歴
2018年3月にアルゼンチンU20でのデビューを飾っている。
移籍の噂
ボカ・ジュニアーズでは出場機会が限られているが、その才能には欧州のクラブも認める存在であり、イタリア方面からの多くの関心を集めている。 インテルを始め、ACミランやユヴェントスは動向を注視しており、CAタジェレスのローン期間である2019年6月末となった後の去就には注目だ。同じくコルドバの生まれで、インスティトゥートの出身でもあるパウロ・ディバラの存在も大きいだろう。
プレースタイル
中央の攻撃的なポジションを得意とし、広い視野と卓越したサッカーセンス、そして司令塔とのしてのインスピレーションからのパスセンスはパブロ・アイマールや同郷のハビエル・パストーレにも例えられているなど、アルゼンチンに受け継がれている血を彼も有しているはずだ。