名前 | グレン・ミドルトン(Glenn Middleton) |
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生年月日 | 2000年1月1日 |
国籍/出身 | スコットランド(グラスゴー) |
身長 | 175cm |
ポジション | LWG |
所属 | レンジャーズFC |
故郷に戻り新たな輝きを放つスコットランドの逸材
プレー動画
経歴
2000-2017年(幼年期~ノリッジ・シティ)
スコットランド南西部の都市グラスゴーで生まれた彼は、幼少期からレンジャーズを応援しており、お気に入りの選手は元クロアチア代表のダド・プルショであった。2008年に父の仕事の都合でイングランドに家族と共に移り住んだ彼は、ノーサンプトン・タウンFCでの4年間を経て、2012年よりノリッジ・シティのアカデミーに加入している。ノリッジ・シティでの彼は15歳からU-23チームに帯同し、得点もいくつか挙げるなどトップチームでの活躍を大いに期待される選手であったが、数年経とうが奇しくもトップチームでの出場は実現せず、彼自信もトップチームでの出場は厳しいと感じ新たな道を探し始める。そんな彼に手を差し伸べたのは故郷クラブ、レンジャーズFCであり、かつてノリッジ・シティのユースでの恩師でもある当時レンジャーズFCを率いていたグレアム・マーティだった。このような縁もあり、2018年1月よりスコットランドに戻り、レンジャーズFCとの契約を締結している。
2018-2019年(レンジャーズFC)
18-19シーズンからレンジャーズを率いるのは恩師グレアム・マーティではなく、就任により当時話題を生んだイングランドのレジェンド “スティーブン・ジェラード” であったが、彼にとっては大きな問題とはならなかった。2018年7月12日、ヨーロッパリーグ予選1回戦のFCシュクピとの試合でデビューを飾った彼は、2ヶ月後のダンディーFCとのリーグ戦では初得点を記録するなど、その実力を評価され18歳ながら着実にチャンスをモノにし続けている。
代表歴
15歳でノリッジ・シティのU-23でプレーしていただけに、スコットランドの各世代別代表では飛び級で招集を受けている。現在はU-19欧州選手権に臨むスコットランドU-19と、そしてU-21欧州選手権を戦うスコットランドU-21でのプレーとなっており、彼をフル代表に選出を求める声も大きい。
移籍の噂
2018年10月にレンジャーズとの契約を2023年6月末まで延長するなど、久しぶりに戻った故郷において忠誠心は高い。また、具体的な移籍の噂も報じられていないため当分はレンジャーズでのプレーに集中するだろう。
プレースタイル
卓越したボールコントロールとドリブルセンスを武器に創造性を持ったプレーで相手を翻弄する選手。スピードに乗った彼を止めるのは至難の業であり、シュートの才もあるためディフェンスにとっては怖い選手と言えるだろう。ただ守備への貢献は低くく経験も浅いため、スティーブン・ジェラードの下で改善されることが望まれる。